月別アーカイブ: 2017年4月

心拍数のコントロール

※別に何かがあったわけじゃないエントリです

人間、生きてると、「まじか」ということが起こる。

たとえば

  • 仕事でトラブル。契約書で不備があった
  • え、あなたとここの人、繋がってたの?
  • なんでこんなところで再会しちゃう
  • それ、なんで知られてるの。ばれてるの

などなど。

想像もしなかった出来事というか。そういう出来事が起きた時に、人は心拍数があがる。

そういう時に思い出すマンガの1シーンがある。

ハンターハンターで有名な富樫さんの代表作の1つ「幽遊白書18巻」の1シーン。

ある男がある男を昔裏切った。バレていないと思っていたが、それがバレていた。

その時に、バレた男の心拍数があがる。しかし、すぐに平常心に戻す。

↑そのシーン

心拍数があがっていてもいいことはないので、基本的には、上記のようにすぐに平常心に戻せると良いな、と思うのです

それって結局、人生で起こりうるパターンをできる限り想定しておくということだし、その中で取れるリスクの線引をしておいて、それが起こった時のヘッジ方法もしておくというのが処世術として求められるというか。

たとえば、投資でいうならば、「どれだけ損をしてもいいか」という自分の最大額を設定しておいて、それ以上は損しないように、そこまでいったらロスカットするように指値を入れておくとか。

あるいは、私は実際に入っているのだけれど、事故等で働けなくなった場合の保険も入る(それの賛否両論はあれど)、とか。

※上記を恋愛で例えようとすると、どれもアレなので、省略

というどうでもいい話でした。

ゼクシィ

各所で話題になってるけど。

ゼクシィの

結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私はあなたと結婚したいのです

ってコピーはまさに時代を反映しているコピーで素敵だな、と思った。

男性の酒の席でよく聞く
・結婚の利点って子供以外で何さ
という戯言を叩き潰すコピーというか。

「利点なくても結婚するのである」という意思の言葉というか。

多分、今後の結婚ってのは、そういう合理性を超えたところにある何かになっていくのかしら、と思いました。

人文学の価値

以下の記事がとても興味深かった。

»人文学は何の役に立つのか? – 道徳的動物日記

人文学や哲学が、果たして何のために役に立つのか、という分析。

確かに、昨今では実学に即した学問が人気である(特に理系)。その中で、人文系の価値を再検討しようとするもの。

クリストフ氏の分析によると

文学を読む習慣が普及したことは人々を道徳的にさせた

最近の心理学実験においても、フィクション作品を読むことが人々の他者に対する共感を強くさせる、ということが示されている。

ということが指摘されている。つまり、人としての素養を充足するものとしての文学/哲学である

※もっとも文学研究者はその価値を中級知識人的として認めたがらない。

※ただ、気になる点としては上記は、「文学の価値」であり「人文学の価値」とは必ずしも直結しない可能性があるが。

また、レベッカ・ゴールドスティン氏は

「科学は私たちにとって最良の答えだ、だがそれを証明するためには哲学的な議論が必要だ」

と表現をしている。

価値の意味付けとしての哲学である。

なお、この「物事の意味付け」に関して、最近思ったことがあります。

個人的に「人のあらゆる活動は人類を前進させるためにあるべきだ」というスタンスに立っているのですが。

最近、読んだ以下の記事で、宮崎駿さんのスタンスが紹介されていました。

»坂元裕二『カルテット』9話 – 青春ゾンビ

子どもたちに「この世は生きるに値するんだ」ということを伝えるのが自分たちの仕事の根幹になければならないと思ってきました

つまり、これは「世の中はAs is(あるがまま)」であることが価値があるというスタンスとも読めます。

そして、私の見立ては「世の中は to be(あるべき形)」を目指す必要があるというスタンスでした。

で、宮崎駿氏の意見を尊重するわけではないのですが、たしかに、そのスタンスもスタンスであるよなぁ、とふと思い。

そんなことをつらつら考える日々です。人文学好き的な日々です。

書籍に眠る黄金を探せ(塩麹の浅利妙峰さんのエピソードより)

録画していたカンブリア宮殿をみていたら「塩麹の会」があった。「ほー」と思うことがあったのでメモ。

»カンブリア宮殿【"飲む点滴"甘酒・塩こうじブームの生みの親&感動ニット】 | 読むテレ東:テレビ東京

主役は、塩麹ブームの火付け役、大分県の老舗麹屋「糀屋本店」の浅利妙峰。女社長。

この老舗は麹(こうじ)を売る店だったのだが、塩麹がうまれる前は、経営がかなり悪化していた。麹が売れなくなっていたのだ。しかし、次男が店を継ぐという。そこで、女社長は、「このまま渡せない」と起死回生の発明を探していた。

そのアイデアの元としたのは過去のあらゆる書籍だった。「何かいいアイデアはないか」と探す。その中で、本朝食鑑という書籍に塩麹に関する一行を発見。それで「塩麹だ!」と思い、そこから、塩麹を開発していった。

しかし、その本には当然、配分量も書かれていない。塩と水と麹の配分量がわからない。そこで半年以上、彼女は配分を試してやっと黄金比率を見つけた。さらに、彼女はその塩麹で商標はとらなかったため、大手が塩麹に参入し、大きな市場ができた。

ただし、彼女は、塩麹を発見した2006年からエビデンスを残すためにブログを始めていたので、元祖塩麹としてのポジションを確立し、多くの書籍を出すにいたった。

概略はこうである。しかし、色々すごい。

まず、「本朝食鑑」は江戸時代の文献で発行は1976年である。そんな書籍を探すのもすごい。さらにそこに書かれていた「塩麹」の2文字からここまで持ってきたのもすごい(蛇足だが、キングダムでも王騎か壁かは史記に記載されていた1行の文章から想像を膨らませて書いたという話もすごい)。

そして自分で黄金比率まで見つけ出す。これって、もはやbitcoinの採掘作業にも似た宝探しですよ。徳川埋蔵金をGoogle mapで見つけるような。すごい、夢がある。

商標登録しなかったのはお金があまり当時はなかったことも関係しているとのことだけど、それでも、戦略的にオープンにし、とはいえビジネス観点でブログでエビデンスも残した(60歳以上の方が2006年にブログを書くってまぁまぁすごくないですか?)

本朝食鑑での表現は具体的には、以下のようなものだったらしい。

塩麹漬は黒漬ともいわれる

古文書からオーパーツみたいなものですよ。面白いなー。