火星は21世紀のマンハッタンの夢を見るか

今からさかのぼること400年前、1613年にNYでオランダ人たちの入植が始まった(Wikipedia参照

そこから、英国人をはじめ、数多くの人たちがこの地を目指した。今ではBig appleとも呼ばれ、夢を求める人たちであふれかえっている。

以下のニュースを見て「火星」もそのような可能性があるのだろうか、と考えた

»痛いニュース(ノ∀`) : 【宇宙】 二度と戻らぬ火星移住、1058人の候補者を選定…候補に日本人10人も – ライブドアブログ

上記のニュースによると火星に移住を始めるという(奇しくもNY移民の始まりと同様にオランダの会社である)。この事業がうまくいくかは本筋ではない。

ポイントは、このように「火星(や、その他の星)」に移住する試みは増えていくだろう、という点である。

そうするとどうなるか?

その国に移住した人たちは現地で子供を産んでいく。子孫を繁栄していく。すると、その星の人口は、最初にいた人たちの割合と共に発展していく。いわばピルグリムファーザーズである。

最初に本格的にアメリカを開拓したのがイギリス人だったからこそ、アメリカにはイギリス人の遺伝子を引継ぎ、白人が多く、そして、文化的遺伝子としてのプロテスタントが過半数を占める。

つまり、仮に上記の1058人が火星に移住し、そのうちに日本人が10人だとする。すべての人たちが同じ割合で子孫を増やしていくとする(男女比も同じとする)

すると、その火星の人口のうち、日本人の占める割合は約1%になる(10人/1058人)。

いまの世界人口70億人に対して日本の人口1.3億は1.9%に該当するので、それよりも少ないシェアになる。

ということで、仮に、日本が世界におけるプレゼンスを拡大したいならば、他の国へ積極的に、国策として、日本人が立候補するような土壌を作るという選択肢があるのかもしれない。

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