世界中が少子化対策の検証を行っている

以下のニュースを見て。

>2人以上子供がいる母親は所得税を生涯免除 ハンガリーの「異次元対策」をマスク氏が称賛 – 産経ニュース

これって、世界での多くの国が少子化問題を抱えていて、各国がいろいろな取り組みをしていて。いわば世界中で各国が同時並行で、壮大な実験(というと表現があれですが)を行っているともいえる

逆にいえば、どこかの国でうまくいったケースがあれば、それを参考にすれば、世界中で少子化問題の糸口になるともいえる
それは各国の環境によっても異なるところもあるので、簡単には応用はできないけれど。

アメリカがグリーンカードを売るというような、移民を増やすという解決策はゼロサムゲームで、トータルで人の数は増えないので、異なる話。
兵庫県かどこかで、子育て支援に力を入れて、子供の数が増えたが、結局、それは他の県からの子供のいる家庭が引っ越ししただけで、トータルでは、あまり少子化問題は解決していない的な。

ただ、この少子化問題は、基本的には経済の成長との反比例関係にあるので、はたしてそもそもこの問題を解決できるのかという問題もある
すなわち少子化問題に取り組むのは素晴らしいし取り組むべきだが、同時に、少子化は避けられない問題としてどう国があるべきかという論点も別にはある。すなわち、人口の数だけ経済が成長するという20世紀的な方程式を別の方程式に置き換えるような。人が減っていく中で、より社会を豊かにする方法を編み出すのと、少子化問題と、どっちがより優先すべき問題であるか的な。

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