100分de筒井康隆

先日、筒井康隆さんの特集番組をみた

>> 新春スペシャル「100分de筒井康隆」 – 100分de名著 – NHK

過去の筒井先生の代表作を紹介しながら、みなで議論をするという番組。私としては、作品としては、虚構船団、きょじんたち好きなので、虚構船団が解説されており嬉しかったが、40年前の本を、そして、文房具が喧嘩するという本をこうやってNHKが今の時代に解説するということになぜかそれこそが虚構感さえ感じ、面白みがあった。あの本の面白さを読んだことのない人が、人からの説明でピンとくるのかはすごく難しいところがある中、それをやりきる力。みんな筒井さんが好きなんだな。

あと筒井さんといえば、断筆宣言だが、それを踏まえて、今の時代に放送できないNGワードを元に議論をするという試みも面白かった。

司会は、カズレーザーの安定感さすが。池澤春菜さんは誰なんだろうと思ったら、作家の池澤夏樹さんの娘さんでSFクラブの会長までされているガチな人だった。なるほど。岡部たかしさんの朗読も良かった。

私としては筒井さんの日記も大好きなんだけど、今回は、そこの紹介はなく残念。
でも面白かった〜。

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