カツセマサヒコさんの名前は知っていたけど本を読んだことがなかったので、読んだ。
明け方の若者たち (幻冬舎文庫) eBook : カツセマサヒコ
青春小説だった。青春小説としてはとても楽しく読んだ。
サブカルもたくさん。
昔読んだ燃えがらさんの「ボクたちはみんな大人になれなかった」に通ずるところがあった
>「人間の体は、あっためて甘いもん入れたら、少しは落ち着くようにできてんだよ」
いざという時にストックしておきたいセリフ。甘い珈琲だしながら。
>「花火を見てるとき、大人が子供ほどはしゃがないのは、なぜか知ってる?」 「わからん。なんで?」 「いつか誰かと見た花火を、静かに思い出してるからなんだとさ」
花火みた時用にストックしておきたいセリフ
なお、「ボクたちはみんな大人になれなかった」からの抜粋としては以下
>「もしかしてなんてないのよ人生」
>不安のためにボクはこれからも時間を売る。関口は不安を買って旅に出ることにしたんだ。