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断食道場にいってきた@やすらぎの里

断食道場に行ってきました

やすらぎの里。養生館の一週間コース

きっかけは、知り合いが、「めちゃ良かった。頭もさえるし、身体も軽い」とツイートされていて、仕事や日常のパフォーマンスあがるならいいな、と思い申し込み。
なお結構うまってるので、3ヶ月くらい前に申し込み(予定変更は一週間前とかだったかな?なら無料で可能。実際、出社する予定が入って当初のスケジュールからは一度変更)

1日目:

朝から何も食べてはいけない。朝、ご飯を食べないと目が覚めない人間としてはそれがつらい。
秋の花粉症とダブルで死にそうになりながら、友人と合流し品川駅へ。品川からは踊り子で一本でいけるので、おすすめ。

到着して部屋に入る。二階の個室ですが、十分に広く快適。太陽の日差しが好きだったので、それが入る部屋にしたのですが、明るすぎるかも。206が良さそうな印象

簡単な面談後は自由時間で、仕事。ネットワークが気がかりだったのですが、部屋専用のIDも用意してくれて快適。40Mbpsくらいでてたので、zoomだとほぼ支障なし。

この時点で朝も昼も食べてないので、空腹。

待望の夜ご飯だが、具のない味噌汁。具のなさに衝撃ですが、具がない具を食べているという抽象化して乗り切る。
お腹すいた感が強い

なお、同じく断食コースに参加されているのは10人数人。男性は我々2人ともう1人の方の3人。他はほぼ女性でした。平均年齢は50〜60歳くらいでしょうか。一番若い方で40歳くらい?

ただ、こういうところに参加されるくらいなので、皆さん、元気な方の印象でした。

なお就寝は22時。早いですが、慣れると寝れます。ただ、みなさんは早起きしてましたが、私は身体が壊れているのか、ひたすら眠く最終日まで8時間か9時間くらいは寝ていた気がします。

2日目

朝がつらい。毎朝、食べ物を入れて目ざめていたので、それができないので、朝が起きれない。

起きた後は、ひたすら仕事。
お腹すく。日替わりのお茶をだしてくれている。小豆茶が美味しかった記憶。あと部屋には、無限に飲めるハブ茶があって、これも美味しい。

糖分が足りなくて頭痛になることがあるらしく、その対策で、生姜湯を1日3杯飲める。これは、空腹で死にそうな時の味方でした。朝は、これでなんとか乗り切ったし、逆に言うならば、これを飲まないと動けなかった。

あと、梅干しも1日1個OK。塩分補給かな。これも美味しかった。梅干しがこんなに人の命を救うなんて思ってなかった。なお、梅干しをつけた水の梅酢というものもあります。これも酸っぱくて美味しい。

昼はニンジンジュース。

夜は、豆乳味噌汁。これは、美味しかった記憶がある
しかし、人がスプーンでゆっくり食べているところ、私は一気の飲み干してしまう。性格でちゃうな〜。

なお食事は2回。10時と18時かな。そういうサイクルも斬新でした。

このあたりで、食べる瞑想というレッスンに参加。
いちじく、レーズンなどをゆっくり食べるというレッスン。見て、匂いを書いて、そして、咀嚼して音を聞く。ひとつぶ5分くらいかけて食べます。

普段レーズンなんて一口でしかも複数一気に食べることを考えると、それとは真逆の食べ方です。ただ、新しい発見がいろいろあって楽しかったです。いちじくの歯ごたえってよく考えたら最高やん、とか。噛むと唾液ってこんなに出るのね、とか。レッスンは2個くらいしか参加しませんでしたが、これが一番価値があったかも。

あと好転反応といわれる反作用がでてきます。だるけ、頭痛、吐き気など。私は、頭痛とだるさでした。頭痛はバファリンで回復しましたが、だるけはなかなか回復せず。

3日目

昼はグリーンスムージー
この日は、朝の散歩にも同行。

散歩やヨガなど、いろいろなアクティビティが用意されているが、参加は自由。私は仕事優先で、ほぼ参加せず。

夜は何だったか覚えてませんが、液体。
3日間、固形物0という体験は人生初めてでしたが、いがいといきていけるなという印象。
2日目くらいからは、空腹がありましたが、3日目からはあまり感じず。身体のエンジンが切り替わったのだと思われる。

3日目くらいからは、「ああ、いけるやん」という感じになり、空腹は対処できるのですが、身体のだるけはピークで階段を歩くのにも苦労してました。筋肉が落ちてないか心配ですが、それだけが懸念。

あと空腹はないのですが「食べる快楽」自体は覚えているので、それは懐かしくなりました。こないだBBQで食べた肉のうまさを思い出し「なんでもっとあの肉を味わっておかなかったんだ」と思ったり「よく考えたらあの肉はまじ美味しかったなぁ」と思い返したり。

翌週の食事の予定があったので、食べログを調べていたのですが、お腹が空いてくるんので、閉じたりはしていました。
友人はコンビニにいって何も買わない修行というのをやってました笑

 安眠ヨガというヨガに参加。「あ、ストレッチって気持ち良いな」という印象。昔はストレッチは好きじゃなかったのですが、この年になると身体が硬くなるゆえか、こういうストレッチ系って気持ちよさを感じますね。身体が固まっているこりをほぐす的な。村上春樹の好きなセリフでそんなのあったな。違う?

4日目

今日から回復食で固形物が食べれます。最高

昼は大根が入った汁物がでました。大根は柔らかいものの、固形物が出ただけで感激です。いままでの私だと一口で食べていましたが、じっくり味わって噛んで食べます。具の入った味噌汁一杯で満足するとは、今までの食事量を考えると不思議な体験です。

夜は、予定があったので、東京に戻る。ちょうどサフィールというのがあったので、のったのですが全席グリーンらしく9000円。高!ただ、あっというまにつきました。

夜は自分で用意しないといけないのですが、宿の人にきいたら「野菜ジュースかバナナ、おかゆ」とのことだったのでコンビニでおかゆをかってかえります
ただ「あ、タンパク質とろう」と思いつき、プロテインを摂取。それだけで満足してその夜は眠りました。

5日目

昼から、会社の歓迎会ランチがあり、焼き肉屋へ。みなが焼き肉を食べている中、私はナムルだけという修行をしてきました。
ただこの頃にもなるとエンジンが切り替わっているので、さほど気になりませんでした。ただ水はがぶがぶ飲む
焼き肉なので、断食しているのばれないかなと思いましたが、ひとりひとさらなので余裕でばれてしまいました

その後、踊り子に乗る予定が品川で窓口が混んでいて逃しちゃいました。ICカードがあれば、券売機でかえるのですが、携帯スイカなので、券売機でかえる。アプリでかおうとするんのですが、えきねっとアプリがワークせず。
しょうがないので、えきねっとwebにして購入したものの、受け取りのQRコードが券売機でワークせず。正解は、「予約EXと書いている受け取り券売機でQRコードを使う」が正しいそうです。難易度高い!

しょうがないので、熱海までは新幹線で、そこから各駅で。各駅で遅いだけでなく、各駅でとまるので、けっこう時間がかかります。

夜はだいぶ豪華になりました。おにぎりまででました。
はつの炭水化物。これはテンションがあがりました。ここまでくると、大分、気分も良いです。空腹のつらさから逃れ、身体も軽くなり。
豆腐もなにもつけずに食べる豆腐でもここまで美味しいものがあるのだね、という印象。

6日目

今日は土曜日なので、仕事がないので、朝のトレイルウォークにも参加します。

40分くらい歩いて、吊り橋まで見に行きました。身体が重いのでつらい。ただ、身体を動かさないと、筋肉がなまるのではという懸念があり頑張ります。

それから、かえってきて朝風呂。ここの屋上の風呂とサウナが最高です。朝風呂最高。ひのきの匂いを書いているだけで癒やされます。

身体のだるさを除くと、だいぶ体調が良い印象です。
頭も、シャープですし、お腹も空かないですし。

体重も4キロも減っていました。ただ、これは水分や食べ物が身体に入っていないから痩せた可能性もあるだろうな、と思いました。固形物をほぼ食べていなかったので、身体の中身は空っぽです。

土曜日なので、少し気持ちもゆっったりして、緑のまぶしいテラスでベンチにかけていろいろ考えたりします。森林浴っていいですよね。目に緑、鳥の音、緑の匂い、風がふいて。味覚以外の全部の感覚を刺激してくれて、心地よいな〜という時間でした

思わず、将来のこととかもぼーっと考えたり、あるいは、過去のことをぼーっと思い返したり。
リトリート施設といわれるのもわかる気がします。身体をリラックスすると頭もリラックスするのはほんとやな、という印象まであります。良い気づきなどもありました。

ただ、仕事をしていたのは私と友人くらいで他の方は、転職の合間できたり、リタイヤ組だったり。本当はしごともせずゆっくりできた方が良いのだろうという印象も受けました。

昼はうどんとか。普段だと「少ない」という印象の量でも、断食明けで、よく噛みながら食べると「多い!いつまでたってもたべおわらん」というテンション。ただ、ボリュームもでてきて嬉しい。オレンジの甘みも感激。なんと、七味唐辛子まで。ただ、せっかくなので素材の味を楽しもうとそれは付けずに。

6日目ともなると、同じく断食している人とも話をする仲に。同じく海外の仕事をしている方がいて(57歳ですが)、仕事の話など。

なお、オプションの1時間マッサージなども頼むこともできます。非常に熱心にしてくださって、とても良かった。
スポーツマッサージの方にしてもらったのですが、的確なアドバイス(右の前肩が前に入りすぎ)などをいただき、姿勢をちゃんとせなあかんなと改めて。

6日目の夜はフルコース。とても美味。
最後のサウナに入って整います。

7日目

荷物をまとめて配送依頼。これで身軽にかえることができます。なお、事前に送ることも可能なので、その方が身軽ではないかと。

8時30分から朝食。かなりのボリューム。昼に外でご飯を食べたかったのでご飯を残す。おからパンは持ち帰り可能。

野菜を売りに来てくださって、みなさん購入。メンバーの人がシャインマスカットをかって売ってくれていました。シャインマスカット美味しいな〜。秋の味覚のシーズンにこれたのも良かった

帰りに回転寿司を食べて帰って、魚を満喫。コーヒーも美味しい〜。
仕事もはかどったし、心身も整ったし、かなり良い体験でした

気づき

  • ほんとに食事って大事なんだなという気づき(今更ですが)。特に素材ママの価値を体感。一度、断食で味覚がリセットされるので素材の味を楽しむということができた。普段だと、調味料とか刺激物食べてるので、この薄味の価値が気づきにくいのだよなと。いまなら井雪の価値をさらにわかるきがする。あと焼き鳥のタレと塩でタレ派だったのですが、いまなら塩の価値もわかる。美味しいお肉は塩で食べたい
  • 断食って意外とできる。3日間、食べなくても平気ってという体験は衝撃的。身体のエンジンが切り替わった感ある
  • 場所も大事。この断食を家でできたかでいうとやはりできなかった気がします。この少し家から離れた環境とサポート体制、そしてメンバーがいたからな気が。あと温泉とサウナが気持ち良く、空腹を紛らわせてくれました
  • 断食ぬきで、一週間、緑の中でワーケーションできたのも良かった。いろいろ頭をリフレッシュする機会になりました

終わり。

35歳(男)の週末

35歳未婚男性の何も事件が起こらない平和な休日を記します。

参考:30代独身男性がどのように3連休を過ごしているか? | いけいけどんどん

■土曜日

起きる。実家からもらったお中元アイスを食す。美味。この週末は体調が芳しくないので、家に篭ろうという強い意思の週末。まずは、習慣のランニング。足を怪我しているのでゆっくりと走る。もう夏なので、帽子がないと厳しい。走ってきた後の水は最高。筋トレしながら、最近、録画始めたテレ朝の「あなたは今幸せですか? |」を見る。ふむ。3人をバラバラにするよりも、1人をもっと深掘りして欲しいな、と思いました。筋トレは腹筋を多めに、腹を絞るというのは、男性が人生で成し遂げたい100のことであり、せっかくなのでこの夏にむけて頑張る。腹筋ローラーが良いね。体重管理は、自動で体重をネットで管理してくれるWithings」。Amazonの半額キャンペーン時に購入。この1年ほど体脂肪が増えないが減りもしない。

お腹が空くが、足が痛いので食事に行く気にならず、RSSフィードチェック。16時くらい、そろそろ食事に行くか、と思い、中目黒のビーフキッチンへ自転車で。週末は昼から空いているようで、17時頃でも入れた。ただしお客さんは他におらず。最近、ホルモンにはまっているのでホルモンの6種盛りにセンマイ、ハラミを頂く。さすが肉の聖地「中目黒」で人気の店だけあって店員も雰囲気も気持ち良いお店。ホルモンもいろんな種類があり、勉強中。てっちゃんとこてっちゃんは違うものなのか。

その後、帰宅。数時間ほどかけて、アドテク、DMP系のニュース記事をまとめ読み。面白い記事がいくつかあり、興奮。「米アマゾン、ついに食品のPBを立ち上げ 狙いは高い利益率と配送コストの削減 」という記事とデータの関係に関して思いを馳せる。

合間に読書。ちびちび読んでいたドン・ウィンズロウの「カリフォルニアの炎 (角川文庫)」を読了。カリフォルニアの保険会社でのミステリー。相変わらずドン・ウィンズロウは面白く、そしてブレイブな物語で満足。ノンフィクションとしては、「ジョコビッチの生まれ変わる食事」を読了。数ヶ月前に、知り合いの医者から「マンガで分かる肉体改造 糖質制限編 」され糖質カットにハマったので、その分野で有名な1つジョコビッチ先生の本も読む(こっちはグルテンの話だが)。それまで、糖質カットは、あまり信用していなかった。身体の声を信用する者としては「身体が欲しい」という欲求に従うのが正しいあり方であり、それにしたがっていた。しかし、この本を読んで、趣旨は理解した。また、知り合いのスポーツ選手も糖質カットをしているということもあり、こうも科学を重視する方々が示唆するということは何かしら意味があるのだろうと着手を始めている。かれこれ一ヶ月くらいだが、確かに、体調は良いかもしれない。血糖値を一気にあがることはなくなったので「お腹すいた!!」という感覚はなくなったという印象。ただ体重はそんなに落ちていない。あまり食べる量はコントロールしていないからだろうか。ジョコビッチの本はレビューにある通り、内容は薄いが、まぁ、趣旨は理解。

漫画も読む。けんすうさんか誰か会社の人が紹介していた「マージナル・オペレーション」を読む。戦シュミレーションものは、エキサイティングですね。キングダムしかり。あとは、これも誰かがおすすめしていた「限界集落(ギリギリ)温泉第一巻」。鈴木みそ先生はファミ通世代の私としては懐かしくうれしい。他に、辻さんがツイッターで紹介していた「岳(1)」も読む。これは習い事先の人も紹介していた登山の話。まだ私は登山の魅力には気づいていないけれど、いつかその魅力を知るのだろう、という気がする。周りでもする人が増えてきた。ピクニックレベルの登山は好きなのだけれど。

最近は読書はKindleのWhitepaperから、Kindle Fireに移管。このFireはプレミア会員だと4000円くらいで購入できるという金額感。ホワイトペーパーはEインクゆえに目は優しいものの、ページめくりに時間がかかっていた。そういう点で、Kindleはサクサク読めて非常に好ましい。あと、最近は、Micro sdにKindleの本をダウンロードできるようになったので、今までのように「Kindleの容量が一杯だ!」と悩まなくて済む。最高の読書環境ができました。

読書は、ハンモック上でゆらゆら。先日、ソファーでうたた寝してしまい首を痛めてから「これはいかん」とハンモックを購入。1年ごしで悩んでいた一品。こちらの2wayハンモックは、椅子にもなる優れもの。考え事をする時にとっても便利です。

そして寝る。

■日曜日

糖質カットマンとしては、昼も肉をくおうと中目黒の「Meat&Bakery TAVERN (タバーン)」を訪問。ブルックリンをイメージしたというだけあって「ダイナー」という印象で雰囲気が良い。ベーカリーとバーも併設という変わった構成。場所はアトラスタワーの裏側なので、目黒川沿いといえども落ち着いた雰囲気。テラスもあって気持ち良い。客層も母と娘、カップル、女性だけと多様。

その後、肩こりがひどくてマッサージへ。中目黒駅前のほぐしの達人。1時間3000円。素敵なお値段。爆睡。なお、自分の中でマッサージランクがあり、疲れた時はほぐしの達人か渋谷のグイット。死にそうな時は三宿の「アジアンブリーズ」。もっとも好きなマッサージ屋の1つ。バリ感がすごい。

その後、スーパーで買い物を買い物をして帰宅。家では作業をしていると時間が過ぎて夜に。夜は自炊。糖質カットを始めてから自炊を始めた。なぜなら外食で、糖質カットは難しすぎるからだ。最近は麻婆豆腐にはまっている。しかし、会社の飲み会で「生姜切るところからしてまんねん」といったら男性陣から「当たり前やん」と激しいツッコミをくらい、周りの料理レベルを知る。生姜を炒めて、鶏のひき肉。野菜も食べたいので茄子も入れる。そして、オイスターソース、醤油、甜麺醤、豆板醤、酒、味噌、ガラスープの元で作ったソースを投入。そして豆腐。長ネギ。水溶き片栗粉に山椒とラー油で完成。最近は毎日これを食べているので、どれだけ早く作れるかに関心があり、現在は13分ほど。火加減がまだまだ慣れない。料理は大学時代に少ししていたので15年ぶり。ただ、色々、「感触」は覚えているものだな、と関心する。その頃から愛用する木べらで麻婆豆腐を痛める也。

なお、今朝の朝食は糖質オフベーグルにクリームチーズとブルーベリーだった。料理を始めてからやはり食器も気になるもので、ベーグルは、柳宗理の出西窯シリーズの丸皿を愛用。ただ、まだまだ陶器に関しては知識がないので、おすすめの食器ブランドあれば、教えてください。

英国離脱のインパクトをさらさら調べる(保有株にインパクトあるので)。この辺はいろんなスタンスによって見解が違うので、まずは多くの情報を得て、自分なりの重み付けをするのが良さそうではないか。特に時間の尺度が人によって違いそう。半年と3年でのインパクトは異なるので。

作業中は、久しぶりにGoose houseを聴く。「年下の男の子/キャンディーズ」が楽しそう感溢れてて良い。竹渕慶氏の珍しい演奏が見られる(Love foreverぶり?)。あとは先日、町中で聞いて気に入ったWE ARE NEVER EVER GETTING BACK TOGETHER のクラブミックスである「WE ARE NEVER EVER GETTING BACK TOGETHER CLUB MIX 」を聴く。夏ぽい。さて夏がきますねー。

※一部、加工しています
※それなりに仕事をしていましたが、あれなので端折りました。

CMと音楽とLMFAOとKishi Bashiと

YouTubeで本編が始まる前にCMが入っていることがある。

今まで大抵はスキップしてしまうことが多かった。しかし、今回、以下のCMの時だけは珍しく最後まで見てしまった。ちゃんと最後までみた動画広告は初めてかも知れない。

それが、このKDDIの「PLAY SCREEN」のCMである

わたくしめがこのCMのどこに惹かれたかというと音楽だった

LMFAOの「party rock anthem」。一昔前の曲だが、当時はいたるところでかかっていたような気がする。ダンスも特徴的で、街中では、このダンスを踊る人たちもいた(カラオケとか

※参考:以下その公式PV

で、この曲を聴きたい、というよりも、この曲が好きだったので、この曲がCMでいきなり流れて、ついCMを見続けてしまった

勿論、その先で最後までCMを見たのは、CMの構成の力が大きいのだけれど、導入の惹きつけは音楽の力だった

そう考えると、動画CMでは、音楽の力が非常に侮れないのではないかと感じた(少なくとも僕の場合

ただ、当然、そこに生じるジレンマとして音楽は「みなが大好き」というものはなかなか少なく、どうしても音楽を軸とすると、その音楽のターゲットがCMのターゲットに鳴りかねない
(皆が愛する音楽があったとしても、曲の導入部だけで人のアテンションをひくには、その人たちが耳慣れた音楽ではないといけないため

こんなことは自明なのかもしれない。そういえば、最近、CMでも、ブルーハーツや忌野清志郎の懐かしい曲を耳にすることが多く、そんな時はついCMを見てしまうわけで。

ただ、YouTubeのCMの動画で、メジャーな曲を使った事例はあまり記憶にない。もちろんそれはライセンス料の問題が大きいためだろうと思うけれど

さて、蛇足ながら、キャリアのCM曲で個人的に非常に好きなのが、docomoのAscendで水原希子女史が登場するCMにおけるKishi bashiの「Philosiphize in it! Chemicalize with it!」。CM当時は音源がリリースされていませんでしたが、先日にアルバムとしてアルバムとして発売され、iTunesでも販売されています。

ということで、単なるLMFAOっていいよね、という内容のない記事になりました。以上

※埋め込んだ動画は全て公式の動画です

昔住みたいと思っていたような部屋に住んでいることに気づいて

先日、ふと若い頃の記憶を思い出した。漫画に「変(奥浩哉)」の漫画があった。読んでいたのは小学校か中学校の頃だったろうか。そのシーンの1つで、ある登場人物が住んでいる部屋が描写されていた。それは100へ-べーくらいの部屋でベッドと冷蔵庫しか無いような部屋だった。あとバスケットボールも転がっていた様な気がする。「こんな部屋に住んでみたいな」と若かりし僕は思った

それから時は流れること20年弱。部屋の広さはさすがに叶わないけれど、「モノがとても少ない部屋」という願いは実現して(あと部屋の雰囲気とか)。もちろん、部屋を借りる時に、そんな昔の記憶を思い返したわけではないのだけれど、最近、ふとそんなことを思った。

で、それを思い返すに、やはり人の志向性や趣味は、昔からそんなに大きくは変わらないんではないかなーと。他の事例として思い返すに、中学生だか高校生の頃によんでいたホットドッグプレスだかの雑誌があって。そこに載っていた車「マスタングのオープン」に非常に感銘を受けた。「かっこよい!」と。そして、数年後、実際にそれに載っていた私がいた。他にも「いつか経営者になってみたい」「いつか世界を回ってみたい」「いつか本を出してみたい」といった思春期に描いていた青写真は、それなりに実現をしていて

もちろんこれは「思考は実現する(カーネギー)」的な自己啓発的アプローチも可能なのかもしれないけれど、そんな込み入った話ではなくて、もうちょっとシンプルに「趣味の問題」で捉えても良いのではないかと思う

「こうしたいな」という思いは、自分の趣味や志向性から生まれたもので、その趣味(センスといってもいいかもしれない)や志向性は幼いころから大きく変わらないからこそ、将来に、ある選択肢があった時に、「結果的に」若いころに描いていたものと同じものを選択するのではないかと。

もちろん逆のとらえ方として「こういうことをしたい」と信じ、念じ続けているからこそ実現することもあるのだろうけど、僕の場合は「こういう部屋にすみたい、すみたいのだ=!」と血気盛んに思っていたわけではなく、すっかり忘れており、でも気づいたら、住んでいた、というような。

そういう意味で、ふと「ああ、こういうのしたいな、ほしいな」と感じたことは、最近は大切に記憶しておくようにしている。そして、将来「あ、こうしたいと思ってたんだ。実現してるや」と思い返すのが、楽しくて。一種の幸せの積み立て貯金というか(将来の幸せのために記憶を1コマだけ使っておくというか)

そんな小さな幸せを口の中で転がしながら口笛を吹いていきていきたい春の訪れ

富士山に登ろうと思ってから登り切るまでの12時間

先日、富士山に登ろう、と思い立って。5時間後には、五合目の麓についていた。

話を戻すと、ある土曜日の昼下がり、ふと「ああ、富士山に登らなきゃ」と思い立った。

そして、インターネッツという代物で、調べたところ、19時30分に新宿からバスが出ていることを知って。

ああ、ネットって便利。

往復でチケットを購入し、準備に向かう。ああ、カードって便利。

とりあえずドンキホーテ@六本木で、
*雨具(カッパのすごいの)
*トレッキングシューズ
*ライト(頭に付けるの)
を購入(締めて1万円ちょい)

そして、寒いという情報を仕入れたので、冬用のダウン(昔、真冬のカナダに行く時用に買ったダウンでマイナス10度だかに対応したやつ、ちなみに西欧で野宿した時にも大活躍した一品)を詰め込む。

そして、新宿のコンビニで水1リットルとお菓子を購入。

バスの中では爆睡。2時間ほどでバスは五合目に到着。

登り口はいくつかあり、到着したところの情報によると「富士スバルライン五合目(河口湖口/吉田口)」ということが判明。

降りると何もない。さっぱり何もない。街頭もないので暗い!

5人組の男性集団(学生っぽい)が、ストレッチをしているのを眺め、イイナとか思いながら。

腐っていてもしょうがないので、そのまま登山口に向かう(そもそもその登山口の場所さえもよくわからないので警備員に聞く)

そこから6合目は1時間半ほどで到着。疲れは無いものの、朝からジムで走り込みをしてしまった分の疲労がアドオンされ、すでに戦々恐々の状態。少し足が重い。

そこから7合目は勢いで向かうものの、既に乳酸が溜まっているのと、空腹で、カップラーメンを食す(500円。シーフード味)。

しかし、女性が多い。メディア情報によると山ガールが増えているとか聞くけれど、「リアル登山ガール」の数は、男性の2から3倍ほど(当社比)。

富士山でチームで昇る人はどんな会話をしているのだろう、と聞き耳を立てるけれど、「どの野菜が好きか」とかの非常に深遠なる形而上学的トークしか聞こえず、エキサイティング性に欠ける。

あと外国人多し。英語が飛び交ってます。なぜか日の丸のハチマキも多し。

そういえば、ステッキは現地で購入(1200円だったかな)。これは岩場では必須。

ステッキを使って昇るのではなく、ステッキと両足の3点を使って、自分の立ち位置を安定させるのに大活躍。

各山小屋では、この木のステッキに「○合目」といった焼き印をする事業が展開されている。ジェットコースターの写真なみにボロイ商売やなぁ(イニシャルコストがカメラより安い分だけ、もっとイージーかも知れない)と眺め筒。

7合目から8合目が一番キツイ。途中、山小屋がいくつかあるが、「8合目か!」と思ったら、7.5合目などのトラップが多し。

心が折れそうなので、何度か山の途中で眠る。

寒いのも噂通り。特に汗をかいて、その濡れたTシャツと冷えた空気のダブルは相当体力を奪う。

喉もかわくけれどどこのトイレも混んでいるので水をがぶがぶ飲む気にさせない。それも気分を萎えさせる。

8合目辺りで、宿の空き状況を聞くけれど、当然空きなどない分けで。仕方なく、山肌で一眠り。

心が折れそうな時は、iPodの音楽が心の支え。爆音を流しながら、一気に山肌を駆け上る。

なぜか祭りの後I will surviveがよくかかる。

そして、8号目を超えると、一気に気分は楽。

道は混雑するけれど、その分、ゆっくり登りながら、登頂を目指す。岩肌が多くなり、角度も急になる。人もどんどん増えてきて、渋滞。

しかしながら9号を超えると、あとは気分も楽。

そして、登頂に到着したのが、朝の3時半。大体6時間の登頂時間。

多くの人は、そこでご来光を待っていたけれど、そんなマゾなことは出来ないので、おとなしくそのまま直行でUターン。

なお、マチュピチュの隣の山「ワイナピチュ」と比較すると、ヘビー度は300%、美しさはイーブンといったトコロ。

帰り道、4時半頃に、ご来光を眺めることができる。

↑みなで日の出を眺める

一応、昇った証拠に写真でもとってもらうか、ととってもらったところ、全て逆光。当たり前ですが。

その後は、ひたすらダッシュで山を駆け下りる。大体、昇った時の1/3の時間(=2時間)で下山完了。

途中、激しく道に迷って、わけのわからない公道に出たのもご愛敬。

しかし、問題は五合目。

五合目に戻ったのは5時30分なのだけれど、麓に降りる方法がない。

事前にかったバスは10時。タクシーを見つけて最寄り駅までの運賃を聞くも1万円以上。

しかたなく、五合目のレストランでパンを食べながら路線バスの発車をまつこと2時間30分(8時)。

バスに飛び乗り、河口湖の駅まで1時間揺られ、そこから、さらにトコトコと電車に揺られ無事に帰宅。

人生ですべき1000のことのうちの1つが終わって何よりでしたとさ。まる

遠藤ちひろ大先生の多摩市議選立候補

以前から何度かこのブログでご紹介いたしておりますが、遠藤さんが、多摩市議選立候補されるとのお知らせです。

ホームページより下記抜粋。

投開票の多摩市議会議員選挙に向けて、みんなの党多摩第一支部長として再起動いたしました。

決戦は2011年4月24日とのこと。

また下記ホームページでは今回の震災後の情報なども記載されておりますです。

» ホームページ

寄付なども上記からどうぞ!

過去の参考URL

» 【関係者注目】遠藤ちひろ御大がいよいよ! (いけいけどんどん)

「直す」ことの良さを考えてみたのだ

先日、ベルトのバックルが外れた。
それで修理に出そうと思い調べたら、近所に修繕に強いお店があることがわかった。
その名は「スピカ(Spica*)」。なんだか響きがいい、と思い、この店で訪ねてみることになった。
電話をすると「現物をみないとわからない」ということなので、伺うことに。自転車で3分くらいの距離だ。
フードマガジンの横の細い通路をさらに元麻布側に入ったところにそこはあった。
商店街からすぐなのに、とても静かで(そしてわかりにくい→けど、それがまた情緒があっていい)場所にその店はあった。
建物からして雰囲気に溢れていたが、中に入るとさらに雰囲気が溢れていた。
4.gif
↑ このような店内
靴の裏を修理していた女性が出てきてくれた。
「このベルトを直せますか?」と聞いたら「ちょっとまってください」と奥に消えた。
私は本を読んで待つか、店を眺めて待つか、という選択肢で後者を選んだ。
修理された靴が展示されており、靴の年季性になんだか、もののあはれを感じていた。
数分たって「治りましたよ」と女性がベルトを届けてくれた。
お代はいらない、という。渡そうと試みたものの、あまりだと野暮なので、今度、また何か修理にもっていこう、と思った。
修理っていいな、と思う。
それは単に、資本主義経済の副作用「消費社会」に嫌気が差しているわけではなく、たんに「直す」ということがなんだか良かった。エコやリサイクルのコンセプト抜きで。
そういえば、ある方がtwitterでYシャツのボタンの修理の話をツイートしていたことを思い出す。その人はYシャツで取れたボタンがあり、そのボタンの代わりがなかったため、全てのボタンを付け替えた。ちょっと小粋なボタンで(想像)。
また、「100回泣くこと」でも、バイクを修理するエピソードがあり、それが物語の骨子ともなっている。
また、祖母の形見の着物をリメイクして、ハンカチなどにする人もいた。
形が変わっても、受け継がれるもの、というのは、何だか良い気がする。
というのも、「物に物語性を」というコンセプトの事業を一時期考えていたことがあった。
いまは物は量産され、画一化されている。ゆえに、物を売る時の差異化は「値段」がベースになる(アフターケア/位置/郵送などもあるが)。
それは寂しい。
そこで、各物に、物語を付与することによって、画一物質の復権が可能ではないか、なんてことを妄想していた。
ただR不動産だってその1つとも言える。一部では著名なこの企業は、お気に入りの不動産だけを詳細な物語つきで説明してくれている。
それによって今まで「間取り」などの客観的情報が全てであった不動産情報になんと奥行きがでることか。
最近、龍吾のツイートでみかけた「リノベーション,デザイナーズマンション」のサイトも凄くいい。そのままだがリノベーションされた物件を物語りとして見せてくれる。
徒然なるままに思考を続ける。
最近、世界で注目をあびている「Etsy 」は、ハンドメイドの商品のECサイトだ。これも「画一商品」のアンチテーゼとも言えるかもしれない。
無料公開された「五木寛之「親鸞」」だって、一種のリノベーションだ。
過去の物語を現代に焼き直す。そして、そこに流れるコンセプトは代わらない。これは、吉川英治の三国志、そして北方謙三の三国志だって、そう言える。
このように「直すって良いな」と思う。
ここで終わらせるのも可だが、せっかくなので「なぜ良いと思うのか?」を考えてみた。
物は万事、朽ちていく定めにある。
森羅万象の万物流転、諸行無常である。国破れて山河あり。
でも、その朽ちることに対する抗い。つまり、時というものに対峙する姿勢が良いのかもしれない。
あるいは、朽ちるのが「当たり前」だからこそ、その当たり前を打破する動きというのが反骨的で良いのかもしれない。ある意味ロックだ。
あるいは、前述のように「物語」がそこにうまれるから良いのかもしれない。
物語は良い。なぜなら、そこには語られることを待つものがあるからだ。
一角獣たちの頭蓋骨が語られるべき夢を持つ続けるように。
だから、直すってことに見える物語に心が動かされるのかもしんない。

いつかどこかで待ち合わせ

わたくしめ、待ち合わせには強い人間でして。自分で言うのはアレですが、自分しか言ってくれる人がいないので言いますと、多分、待ち合わせの遅れる率の少なさ偏差値は67くらいあるのではないかと思っております(とはいえ、否応なく遅れることもありますが平均値として)。
だって、「待っている時の時間」って、「楽しみにしていた映画の、本編が始まる前のCM」に似て、非常に貴重で尊ぶべきものだと思うわけです。
逆に遅れて急いでいくと、そのPreciousな価値が台無しで。
遅れることに対して、特に感情はまったく抱かないのだけど(主観ですが、世の中の8割くらいの人は、待ち合わせ時間に遅れることがマナーとさえも思っているのではないかと思うふしがある)、その「まつ時間」を知らないのは、勿体ないと思っている。
もちろん、手持ち無沙汰だと、待つということは唾棄すべき対象なんだけど、本が一冊あるだけで、待つという守りの行為は攻めの体制になることができるわけです。「人がくるまでにどこまで読めるか」的な。ゆえに、待つということは、基本的には苦手ではない(好きかキライかといわれると、程度によると答えるが)。
で、これが前フリ。
ちょうど、打ち合わせから帰り。最寄り駅でおりて改札を出ると、誰かを待っている女性がいた。
たまたま、私の背後あたりに、待ち人がいたらしく、その人の待っている時の顔が「待ち人を見つけた時の顔」に変わった。
ただ、面白いのは、その後、さらにもう一度「クールな顔」に戻った。
それは恐らく、心理を想像するに
1.待ち人を待っている。くるかどうかの一抹の不安を抱えながら待っている
2.待ち人発見。無意識に嬉しくて、顔がほころぶ
3.でも、嬉しそうな顔をするのが悔しいのでクールダウンさせる
というようなものなんではないかと、勝手に邪推した。いずれにせよ、それほど、表情が変わった(一瞬しかみえなかったけど)。
「待ちあわせをして人がくる」というのは、おおむね当たり前のことなのに。もちろん来ないことはあるけど、少なくとも、ホセカルデンのフリースローの成功率ほどには来るはずで。
そんな「きて当然」の世界の中で、「来るということに喜ぶ」という人がいるという事実を目にして、「おお、人は待ち合わせをすることで、社会の幸せの総和を増やしているんじゃないか」とさえも思った。
また、待ち合わせの場所でも情緒は違うような気がしていて。たとえば、本屋で待ち合わせをして、後から着いた場合、先にきた人が本を眺めているのをみるのは、あるいは、何の本を見ているかを見るのは、それはそれで味がある気がしないでもない。もちろん、ツタヤのDVDでも、六本木ドンキの熱帯魚でもいいのかもしれない。たとえば、だけど。
個人的に印象深い待ち合わせとしては、オーストリアでの盟友R氏との待ち合わせだ。
私は旅行の最中で、彼も欧州を回る旅に出るタイミングだった。事前にメールで日程と時間、場所をあわせた。ウィーンのステファン寺院の前、というアバウトな待ち合わせだった。
2人とも、そんな場所にいったことがないのだから、勘で落ち合うしかない。で、想像したよりもステファン寺院はでかかった。
そして、待ち時間に30分たっても落ち合うことができない。そして、最終的に一時間後、彼が座っている私を見つけてくれた。彼も近くのベンチで座り、私もベンチで座っていた。
観光客が通り、ハトが飛んでいた。なんてことはない待ち合わせだけど、異国で、そして、半年以上ぶりに知り合いにあうということがとても嬉しくて。
ということで、なんか待ち合わせって、もう少し社会的に評価されてもいいような気がした駅の改札出口でした。

満員電車ってなんなのあれ

いや、ちょっと聞いて下さいよ。
先日、久しぶりに満員電車に乗ったんですよ。
なにあのハレンチ。
あんなに身体密着するって、色々おかしいんちゃうの?
対人距離によると密着距離でさえも50センチ前後は離れているのに、満員電車だと、くっついてますよ?
しかも、知らない人と。さらに言えば、電車ごと、前後左右にシェイクされて、なんでしょう、あれ。卑猥すぎる。
あんな乗り物に世の中の方、毎日のってるの?社会的に、あれは許されるの?
モザイクとかの前に、ああいう満員電車規制すべきだよ。
ああ、だから女性車両できたのか。
でも、男性を好きな男性の方にとってはどうなるんだろうか。
いや、でもよくないよ。あれは。
え、なんで皆すました顔でくっついてるの。また、本とか携帯までいじっちゃって。身体が浮くくらいの満員度でも?
身体くっついているのに「さもくっついていません。気のせいです、私は固形物です」みたいな素知らぬ顔していて。なにこれ怖い。
海外だと、あんなことになったら、もはや暴動ですよ。というか猥褻すぎる。
なんなんだ、あれは。
あれはいかん。あれは子供への教育上よくない。
はうあー。
ってことを、改めて思った。

東京マラソン顛末

2月28日、東京マラソンを走ってきた。せっかくなので、ご参考情報でも(周りでもランナー多いし)。
まず抽選であたったのはめでたいことです。倍率今年は10倍くらいだそうで。
ただ、当方としては4度目なので、「やっと」という気分。これ当選する方法もいくつかあるようです(ただ100%というのはなかなか難しいみたいですが)。知り合いには「毎年出てる」というごにょごにょな方もちらほら。
で、事前練習など出来るわけがなく。当日でさえもスケジュール的に参加できるか怪しかったのですが、まぁ当たった以上、出たいわな、ということで無理くり参加(結局、終わってから余韻もなく風呂も入れず仕事するハメになりましたが)。
ちなみに朝も出かける直前まで資料作成という自体に陥っていたので、防寒具の用意など出来るはずもなく(忙しさPRをするつもりは毛頭ないのですが、一応経緯を)。
土砂降りの5度の気温の中、傘も持たず現地に到着。そして、ざーざーぶりの中、Tシャツ・短パンという姿は我が身だけ。98%くらいの人が、傘やカッパ、ウィンドウブレーカーで雨対策。
いやさ、ランナーってそんなヌルイことでいいんすか、と一人思いながら、並ばらないといけない時間からスタートまでの30分をガチガチ歯を鳴らしながら待つ。しかも時計も見あたらなかったので、じゃらじゃら系時計というひどさ。
もはやこの時点で戦意喪失というか、意識が明後日の方向に。image, 1年でもっとも寒い時期に雨に打たれながらTシャツで30分、たちつづけるという苦行を。
そして、意識は「タイムだせるかな?」から「完走できるかな」になり、次に「今日までの資料まにあうだろうか」から「明日の仕事できるかな」と仕事ごとへ、そして「自分は何しているのか」、「私の存在は何なのか」のように哲学的命題に移り変わりゆきます。最終的には「マラソン保険ってあるんだろうか」みたいなよしなしごとまで。
でも、「不毛地帯のシベリアに比べればましか、と相対的に心を穏やかにさせます(小説版しか知らないけど)。
そして、偉い人のスピーチや同じことしかしゃべらないDJなどの慰みも終わり、9時10分出発。
立ち止まるつらさに比べると、どれほど嬉しいことか!
そして新宿都庁前から、港区の方に向かいます。最初の10キロはまぁ楽しい、と。そこから10キロは、気持ち的には飽きてくる。
街頭の「頑張って」という声援は非常にありがたいものの「がんばってるがな!」とかこっそり突っ込み、たまに「Fight」という応援幕も見かけ「闘え!ってことかしら。和製英語のファイトならカタカナにしようぜ!」とか一人毒づくものの、フォローしておくと、いずれにせよ東京マラソンの良さはこういう地元の方々との絡みでしょうね。天候さえよければ非常にありがたい感謝感激の励ましでしたが、天候の悪さで世界が敵にみえていたんす。
さて、港区に入り見慣れた風景になり、少し気分も気楽。iPodを持っていたものの、手がかじかんで、スイッチのオンさえ出来ない状態で20キロまで到着。
そして、そこから浅草の方へ。この辺で雨がやんできて、急にテンションもあがってきます。iPodもオンできるし。
街頭では「バナナ」とかの給食がでる(公式のもの)。たまに、非公式の方がチョコとか飴もくれる。「お汁粉」まであった。こういうのはとても元気がでる(それどころじゃなくてあまり口に出来ませんでしたが)。
20キロから30キロまでは楽しく走る。35キロくらいから、テンションだだ下がり。たまにボビーなんとかの芸能人もいる。
やはり、見慣れた東京の街を走るのは楽しい。「銀座四丁目」あたりは、人も多くて楽しい。「角を曲がると、そこは銀座だった」みたいな。
また、いたるところで催し物がされており、歌うたったり、バンドがあったり。ゆっくりは見れないけど、これもそこそこ楽しい。
コスプレしている人は、そこそこいた。サッカーのワールドカップのトロフィーやスパイダーマン、動物などなど。ただ、ホノルルに比べると少し少なかったかも。
そして、まぁ最後はゴール。運営のオペレーションはエクセレント。ほとんど待ち時間なく、「メダル」をもらって、タオルをもらって、「給食」をもらって、手荷物の返品まで至る。この辺りは感動。
※ただし、東京マラソンは「津波の心配の中の決行」や「オリンピックの期間中の開催(東京ってオリンピックに申請してたんじゃなかったっけ?)」で批難されていた点もあることを念のため注記しておきます。個人的には、その辺は価値観の問題なので評価いたしかねる。
タイムは相当悪かった・・・。どれくらい悪かったかというと、100キロマラソンの42キロ時点の記録より悪かったというほど悪かったので書かない。聞かれても言わない。
42キロマラソンは02年のホノルル以来ぶりだから7年ちょいぶり。ただ1度でも走ってるとペース配分がわかるので気が楽です。ただ、年の(以下、矜持のため自主規制)。
100キロマラソンの時は「あ、アキレス腱切れるかも」という恐れと共に走っていましたが、そういうのもなく(実際、ぷちぷちいってた)。
ただ、筋肉痛は案の定。地元の駅で降りたら、私と同じように足を引きづりながら階段をのぼる外国人がいて、妙な連帯感。お疲れ、というような。
総評としては、やはり東京マラソン、かなり楽しいマラソンでした(そんなに他の大会を走っているわけではないので絶対評価ですが)。皆様にも当選がありますことを願って。
参考:100キロマラソン (いけいけどんどん)