月別アーカイブ: 2019年3月

KOMFORTRAUSCHENがいけてる

先日、「KOMFORTRAUSCHEN」というドイツのテクノミュージシャンのライブをみたんだけど。素晴らしかった。

ギター、ベース、ドラムでテクノという「この楽器隊で?」というのもすごいし、2曲で40分という構成もすごい。ミニマル・テクノで清廉とした感じなんだけど、表情が豊かで盛り上げ方もすごい。

おとぼけビ〜バ〜すごい

先日、たまたまおとぼけビ〜バーというガールズロックバンドのライブを見る機会があったのだけど、めちゃめちゃ良かった。

僕自身、普段はテクノとかで、ロックはあまりわからないのだけど、一気に持っていかれた。

何がすごいか表現しにくいのだが、まずパフォーマンスがすごかった。鬼気迫るものがあった。「歌とは何かメッセージを伝える手段である」というのが伝わってきた。魂が音になったような迫力があった。

もちろん演奏技術もたかく(僕は素人なので印象論)、あとは振り付けや客席へのダイブ、マイクパフォーマンス、衣装とかも全般的に尖ってて良い。

»おとぼけビ~バ~(@otobokebeaver)さん | Twitter

上記が公式アカウントなので、上記でパフォーマンスの写真とか動画があがってるのでご感心のある方はどうぞ。ただ、紹介されている動画でライブのあの熱狂は伝わりにくそう

なおグループ名はラブホの名前から。ロックな感じだ。

海外でうけており、昨年の世界最大の音楽フェスコーチェラには、X japanとおとぼけビ〜バ〜だけが参加した。レーベルもイギリスのものに所属しているというグローバル感。日本をすっ飛ばし、いっきに世界に駆け上がってる。

「暮らしの中で使える政治」を読んだ

遠藤さんの新しい著作

暮らしの中で「使える」政治: 香港の路上はすべての街につながっている

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知人・友人という贔屓目を差し引いても面白かった。香港で行われた市民運動をベースに、それを俯瞰的に捉え、そこからの気づきをどう日本で生かしていくのかが描かれている。特に具体的には陳情などのハウツーにまで落ちている。

あと赤裸々に氏の本心が書かれていて(マスコミに取材を受けたときの算段とか、デモの見学時の思いとか)、それも手触り感あって良き。

以下、特に「良いな」と思った箇所。

  • 勝ち負けを考えずに吐く正論からときとして意外なほどのパワーが溢れ出す
  • (とある議案があり、後援会からはプッシュされる中、それは通らないので出さないと決めた後で)今ならわかる。たとえ通らなくても、戦う姿勢をみせる。たとえ秘訣されるとしても市民を味方につけるインパクトのある議案ならば、それは出す意味が十分にあるのだ

物事を動かすのは「スーパーマン」だけではなく、ときに草の根の運動であり(歴史をみても明らか)、その運動はたとえそのときは世の中を変えなくても、中長期的に見れば、社会にはインパクトを残すこともある。そして、必ずしも運動は大きなものではなく、一通のメールでも良いかもしれない。

今後、日本の政治はある種の世代間闘争が先鋭化していくと思われ(人口ピラミッドから)、そんな中で、政治を他人事にせず、そして、「何も変わらない」というのではなく、どう向き合うかの一例が描かれた素敵な本でした

さすが我らが遠藤ちっひー。

平成の本

朝日新聞が平成の30冊を発表していた。

»朝日新聞「平成の30冊」を発表 1位「1Q84」 2位「わたしを離さないで」 3位「告白」|好書好日

本好きとしては色々いいたいのでドヤりながら雑感。リストの中で読んだのは八冊だった。リストみて読みたいなと思い買ったのは、町田さんの告白。町田さんは夫婦茶碗とくっすん大黒は面白かった

  • 1位 『1Q84』
  • 4位「火車」(宮部みゆき、1992)
  • 4位「OUT」(桐野夏生、1997)
  • 8位「博士の愛した数式」(小川洋子、2003)
  • 10位「ねじまき鳥クロニクル」(村上春樹、1994)
  • 20位「マークスの山」(高村薫1993)
  • 20位「もの食う人びと」(辺見庸、1994)
  • 20位「蒼穹の昴」(浅田次郎、1996)

村田沙耶香さんのコンビニ人間は面白いの間違いないから、疲れたときによむ用に。辻邦生さんが入っていたのが嬉しい。おじに進められた「春の戴冠」は素晴らしい一冊でした。ボッティチェリが好きになった高校生は、イタリアのユフィッツィでそれをみて感動しました。宮部みゆきさんは個人的にはセブンの方が好き。村上春樹さんのは二冊も入れなくても良かったのではないか。高村薫さんは好きだから入ってたのが嬉しいけどなぜ?多和田葉子さんは、いま「地球にちりばめられて」よんでるけど面白い。こうみてみると「東京プリズン」以外の小説はだいたい読んでるやも。はてブコメントでもあったけどラノベ入ってないのはどうかしら。世の中へのインパクトを考えるとけっこうあるような気がするけど。あとは伊坂幸太郎さんはあれだけの人が「面白い」と口コミした作家なので、入っても良いのでは。「銃・病原菌・鉄」が入っててホモデウス入ってないのはかなり違和感。てか、海外もの少なすぎて、これから「にほん版」にすればよかったのに。村上龍は愛と幻想のファシズムがありうるけど、コインロッカーベイビーズの方がインパクト大きかった&それが昭和だから漏れた?あと売れ筋では東野圭吾さんは入ってないけど、まぁ作風的にやむなしか。池井戸 潤さんは入ってもよかった感。あと試験でよくでる吉本ばななさんのキッチンは平成元年。「金持ち父さん」は入るべき。