自分の小さな「箱」から脱出する方法がとても良かった

自分の小さな「箱」から脱出する方法

自分の小さな「箱」から脱出する方法posted with amazlet at 19.04.04アービンジャー インスティチュート 金森 重樹 冨永 星
大和書房
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数年前にWebで話題になっていた一冊。そのときは挫折。こういう精神論ぽいのが苦手で(引き寄せの法則とか)。

そして去年あたりに知り合いから再度、すすめられて少し読んだけど、心が痛くてまた挫折。

さらに3度目として、年末に好きな書評ブログで改めて紹介されていたので、ようやく本腰入れて読了。

とても良かった。絶賛される理由がわかった。あと、精神的な話ではなくて、論理的な話だった。

人によって、どこを要旨にするか変わる本だと思うけれど、私は以下のように解釈

・人は、「自分が正しかった」と正当化する認知バイアスが強烈にある
・それがあると、人は他者との関係性を対立構造に持ち込みがち(「自分を正しい」とするには、「悪」が必要)
・よって、人は「なにか自分がしたくないこと、認めたくないこと」が発生すると、他の人を敵に仕立てて、自分を正当化する傾向にある。本来は「他の人が正しくないから自分はこう思う」という流れになるはずなのに、認知バイアスのせいで、実際は「自分がこう思いたいから、他の人が正しくない」と、いもしない敵を作ってしまう(因果が逆転する)
・それを避けるためには、まず「自分に非がある(自分の思いが、自分の意見を正当化させるためにバイアスがかかっていないか)」という前提でコミュニケーションすることが重要

これは心理学の話で、Amazonのレビューにかかれているような「人を思いやってごらん。」「人に親切にしましょう」」みたいな精神論の話ではなくて、「認知バイアスがどうやってうまれるか」を解説した本な気がしました

こういう「「箱」から脱出する方法」みたいなファンシーな表現にしてしまっているので「チーズはどこへ消えた」感がでてきているので、損しているのではないかとも思った

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