教えてもらった本。良い本でした
>人生最後の日に、満足のいく経験に満ちた人生を送れなかったと気づいたときの後悔がどれほど大きなものか、想像してみてほしい。テレビドラマ『ダウントン・アビー』の執事、カーソンはこのことを見事に表現している。 「人生でしなければならない一番大切な仕事は、思い出づくりです。最後に残るのは、結局それだけなのですから」
人生で一番大切な仕事は思い出づくり
>経験も同じだ。時間や金をかけて何かを経験するのは、その瞬間を楽しむためだけではない。経験は私たちに、尽きることのない「配当」を与えてくれる。 それが、ルール1でも触れた「記憶の配当」
もちろん、老後の備えは必要だ。 だが、老後で何より価値が高まるのは思い出だ。 だから私はあなたに、できるだけ早く経験に十分な投資をしてほしいと考えている。 記憶の配当について考え始めると、「善は急げ」だということがよくわかるようになる。経験への投資が早ければ早いほど、記憶の配当はたくさん手に入る。
思い出は配当。しかも福利計算
>記憶の配当を多く得る方法を積極的に考えてみよう。経験をしている最中にたくさん写真を撮る、その経験を一緒にした人たちとの再会を計画してみる、動画やフォトアルバムを編集してみるなんてどうだろ
確かに。
これは単なる私自身の経験則や持論に留まらない。心理学の研究もこれを裏付けている。 時間をつくるために金を払う人は、 収入に関係なく、人生の満足度を高めることがわかっている
時間のためにお金を使うことの重要性
>だが意外にも、 もうじき失われてしまう何かについて考えると、人の幸福度は高まることがある。 そのことをよく表す、大学一年生を被験者にした心理学の実験がある。〜 その結果、何が起こったか? 30 日後に引っ越すことを想像したグループの学生は、そうでない学生に比べ、幸福度が上がっていた。特別な何かをするにせよ、いつもと同じことをより楽しもうとするにせよ、残された時間が少ないと想像するだけで、学生たちは充実した時間を過ごせたのだ。 この実験から学べるのは、 人は終わりを意識すると、その時間を最大限に活用しようとする意欲が高まる ということ
残り時間を考えることの重要性
>2つ目は、 行動を取らないことへのリスクを過小評価すべきではない ということだ。大胆な行動を取らず、同じ場所に留まれば、安全に思えるだろう。だが、それによって何かを失っている可能性にも目を向けるべきだ。 安全な道は歩めるかもしれないが、行動して得られるはずだった経験値を失っている可能性もある。たとえば行動によって1万ポイントの経験値を得られたのに、リスクを避けたために7000ポイントしか得られていないかもしれない。その場合、人生の満足度が 30%減ることにDIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
しなかったこのリスクは思ってるより大きい