ちょとした調べ物をしていて、たまたま、とあるドラマに行き当たった。
ライツ関係あれなので、リンクは張りませんが某Tubeで。
なんのドラマかというと東京ラブストーリー。何かのランキングで「もう1度みたいドラマ」の1位に選ばれていたような。
で、これの最後10分くらいだけ再読したのだけど、やはり素晴らしいですね。いや、まぁそりゃ小田氏のBGMも凄いし、いろんな意味で鈴木氏も懐かしいからぐっとくるという要素はあるものの、やはりこの最後のストーリの切なさがなんというか、インパクトある。
※というか、自分の思春期と重なっていたから印象深いという可能性もありますが・・・。
で、最後は悲しい終わり方なのですが、だからこそ、なんというか、なんとも言いしれようのない感情が残るのが、ずっと人の心に残るのではないかと。
他に悲劇周りのドラマを思い出してみると、ノジマ先生の「高校教師」、あるいは「未成年」、あ、ドラマあんまり見ないのでそれしか出ないな。ひとつ屋根の下とかはハッピーエンドか。むー。ドラマ24の1の最後とかそれじゃね。
他、映画だとやはりタイタニックがそれに該当するのではなかろうか。戦場のピアニストとか、パーフェクトワールドもそうか。頭の中の消しゴムは悲劇とはいえんかね。「今あいにいきます」も一応悲劇かなー。
それ以外でも、シェークスピアの悲劇4部作だとか、ファイナルファンタジー10、サンクチュアリだとかも悲劇といえば悲劇か(怪しいけど)。漫画の悲劇ってあんまり思い浮かばないな。
小説だと何だろうか。Xの悲劇は悲劇だけど悲劇じゃないし(今更ですが、これは必読小説かと!)。もう大分忘れたけど、東野さんの「秘密」は悲劇だったような気が。違う?伊坂さんの「アヒルと鴨のコインロッカー」も最後は大変ぎみだった気が。あと、アルジャーノンも?浅田次郎は悲劇は多いけど、悲劇じゃなく見せてるからなぁ。
ということで、悲劇の物語はそれほど数は多くないものの、インパクトのあるものが多い気がする。
この救われない感がいいのだろうか。それだと人類の過半数はマゾヒストということなのか。うーむ、それとも自分で解釈しようとするから(むりくりハッピーに)、それが印象に残っているのだろうか。
で、ふとそれをネットに応用しようと考えてしまう職業病だが、「あなたの悲劇教えて下さい!」というようなウェブサイトだったら、2chにありそうだ。とりあえず悲壮感ただようサイトになります。リグレットが少し近いのか。
悲しいことは人の共感を呼ぶからか。たしかに自慢されると人は抵抗(心理的に)したり、あるいは自分がハッピーでない時は、ハッピーな物語を読むと、よけいストレスたまるのかもしれない。
人は人を見て不幸を定義づけるのかしら。せちがらい生き物ですね。
あ、あと最近では、改めてMattの新しいのみたけど余裕で涙した。
これにぐっとくる人とこない人がいると思うのだけど、僕はこのような群像劇に弱いので(元気玉とか)、やられるのだ。最初のバージョンよりも大分パンチ力が増加している。最近はカードのCMにも出てたとか?
Visa(こっちは教えてもろた)
でちょっと調べたんだけど、これVisaだけじゃなくて、Yahoo!を筆頭として大分、企業とコラボしているんですね。こんなビジネスがありえるのか。凄い世界だ。
» あのWhere the hell is Matt?がVisaカードのCMに登場しちゃてるぜぃ。 | 広告大臣
あとMattのプレゼンもあった。2000人以上の人と世界中で踊ったらしいが、どうやったのかという話。ユニークなイラストのプレゼン資料がいい(子供にはお金やったらあかん。先生にやるんだ!とか)。
» YouTube – How the Hell Did Matt Get People to Dance With Him?
とまれ、悲劇でも喜劇でもないのに泣かせるというのは、本当に素晴らしいなぁ。
昨今、エモーショナルマーケティングだとか、感性のUI云々とかよくみるし、今日もロボットの人から感性工学(感情と技術の融合)とかも聞いて、ふむふむとか思っていたのだけど、こういう感性に訴えかけるのは、一様でない点が、それの妙味たる妙味というか。
以前、なんかの本だかで「セザンヌのリンゴを生でみて、号泣した」という話を読んで、期待しながらロンドンでセザンヌをみたのだけど、それは私が未熟でぐっとこなかった。
ただ、似たような話では、初めてミュージカルをみた時にストーリー云々でなく最高傑作の踊りというものに涙した憶えがある。自分でもびっくりしたけど(ハッピーな物語だったから)。
そういえば、自社の話になるのだけど、べにぢょがメインでやってくれているサイト「パンドラ」も、一部から評価を頂いており嬉しい。「こういう感性で繋がるサイトというのは増えてくるのでしょうか?」と取材みたいなされた。そういえば、である。
ふーむ。感性感性。奥が深いなぁ。
最近、みなさんは何に心動かされましたか?というようなフレーズをふと口にしてみる今日この頃。そして、自分のソーシャルブックマークの「いい話」タグから、以下あたりを抜粋しておき筆をおく。
» 10年後の素敵なエンディング
» 命かけ住民守った13秒:ぁゃιぃ(*゚ー゚)NEWS 2nd
» 嫁が謝ったのを憶えていない
» この地上には愛すべき事が実に多い、急げ – もしもし
» 俺、いま幸せだよ コピペ新聞
» 国際時事新聞: 3.8億円の宝くじ当選、1年近く熟慮の末受け取る
» この前妻に先立たれたんですよ コピペ新聞
» On Off and Beyond: 書評:How Starbucks Saved My Life(全米が泣いた!)
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