けんすうの「今すぐ読める!Kindleで購入できるオススメのマンガまとめ(17作品) 」という記事にインスピを受けて、長編小説版を書いてみたいと思います
長編小説は、紙で買うと蔵書でかさばるし、旅行にもっていくにも重いですが、Kindleなら安心。いまこそ、読むチャンスであります!
※「全N部」は、目算なので間違いがある可能性があります
※ 読んだものをピックアップしているので、読んでいないのは触れられていませんのでご容赦ください(たとえば平家物語とか)
森博嗣:S&Mシリーズ(全10冊)
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S&Mシリーズですが、SMは一切関係ないのでご容赦ください。大学教授で推理小説かの森さんのデビュー作。
推理小説好きな方は良いのではないでしょうか。今後のVシリーズや四季シリーズとかとも繋がっているという意味では、10冊以上のシリーズがあります
吉川英治:三国志(全7冊)
講談社
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三国志といっても、いまや「横山光輝」版「北方謙三」版もありますが、王道としては、やはり吉川英治。
諸葛孔明、泣けます
北方 謙三:水滸伝(全19冊~)
集英社
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最高文学の1つ「水滸伝」。涙なしには読めません。最近回りで読んでいる人をちらちら耳にする、何かで流行っているのかな?
これの続編である楊令伝も無事完結。そして最後の「岳飛伝」が執筆中という壮大な物語。
ドストエフスキー:カラマーゾフの兄弟(全3三冊)
光文社
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ロシア文学では「罪と罰」と双璧をなすお約束のシリーズ(プラス「アンナカレーニナ」)。兄弟全員の名前がいえれば、あなたも立派な村上春樹ファン
白眉と呼ばれている「大審問官」のパートだけでもいかが。
山崎 豊子:不毛地帯(全5冊)
新潮社
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山崎豊子先生の代表的作品の1つ。最近はドラマ化もされたのかな
シベリアから商社マンへいたる壮大なお話
石田 衣良:池袋ウエストゲートパーク(全11冊以上)
通常IWGPだっけ。テレビ化もされた石田衣良さんの代表的作品
恋愛あり、謎あり、泣きありの素晴らしい小説群
京極 夏彦:百鬼夜行シリーズ(全14冊~)
推理小説。妖怪関係のタイトルがついているけれど、別に妖怪小説ではない
トリッキーな登場人物たちのめくるめくパラダイス
大沢 在昌:新宿鮫(全10冊以上)
大沢さんのハードボイルド小説。警察が主人公。こういう設定が好きなら良いのではないでしょうか。
新宿鮫の名の通り、新宿が舞台になっている(けど、新宿関係ないことも多い気がする)
伊坂 幸太郎:オーデュボンの祈り
オーデュボンの祈り は、これで終了だけど、伊坂氏の小説は、全て繋がっているので、そういう意味では、シリーズの1つとしてピックアップ
この一冊でデビュー。個人的には「重力ピエロ」の方が好きではありますが。
奥田英朗:精神科医伊良部シリーズ(全3冊~)
精神科医をテーマにした小説。なんだか、楽しく読んだ記憶はあるけど、あんまり覚えてない
浅田 次郎 :蒼穹の昴(全4冊~)
ポッポ屋、浅田さんの代表作の1つ。清の時代をテーマにした歴史小説。「珍妃の井戸」とかも続編にあたる。
「成長小説」の王道とでもいうのでしょうか。少年が運命の寵児として活きていく様は圧巻
垣根 涼介:ヒートアイランド(全4冊~)
ヤクザとか「ギャング」とか、そういうドンパチ系の話。タランティーノ好きな人には良いかと思うのですが、いかがでしょうか
筒井 康隆:家族八景(全三部)
筒井康隆先生のSF小説。人の心が読める女性が主人公。
3部作なのだが、三冊目の「エディプスの恋人」はKindle化されていないという片手オチ(理由は想像できるけど)。
林 真理子:バブル三部作
バブルの時代の恋愛を描き取ったお話。この「不機嫌な果実」はドラマ化もされていたかと
三部作の割には「ロストワールド」「アッコちゃんの時代」はKindle化されておらず、待ちですね
藤原 伊織:テロリストのパラソル (全二冊)
全二冊ですが、どうしても入れておきたかった氏の本。
「テロリストのパラソル 」と、その時系列的続編にあたる「シリウスの道」。大好きな作家でしたが、2007年食道癌で他界。よって、これ以上、この続編はでません