さて。個人的に毎年行っている「その年に読んで面白かった小説」まとめ。5年目ー。
昨年は、ビジネス系の書籍に偏りまくったので、小説は30~40冊くらいしか読めていない気がします。ちなみに小説を読むのは、ほぼ電車の中のみ。
ともあれ、過去のは以下。あと今回も12冊ではないですが、12冊なのは仕様。それと、敢えてマニアックなチョイスにしてみました。
- 2005年、原田の脳髄を刺激した小説12冊
- 2006年、原田の眉間を刺激した小説12冊 (いけいけどんどん)
- 2007年、劇的に楽しませてもらった小説12作 (いけいけどんどん)
- 最強の現代青春小説 12冊
- 2008年の12冊 (いけいけどんどん)
他の本に関しては以下もご参考まで。
» 読んだ本
6位:血と骨
幻冬舎
売り上げランキング: 154494
金俊平 一人の男して憧れる
頭が下がります
凄まじい小説
身内にいたら嫌!・・・だけど憧れる自分がいる(苦)
読む者を圧倒する骨太の骨と、熱い血
映画化もされたので有名ですが。パワーみなぎる一冊。読んだの一昨年だっけな。
あと、以下も非常に勉強になりました。
» 闇の子供たち (読んだ本)
5位:眠らない女
幻冬舎
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風俗嬢の来し方行く末
いやあ、勉強になります
ふたつの世界を生きる女性たちのお話
ノンフィクション。ドキュメンタリールポ。
酒井さんの本は面白い。大枠では似たジャンルの家田荘子氏の本も良いのではないかと。たとえば以下。あと「出張ホスト」とか。
» バブルと寝た女たち (読んだ本)
4位:無間地獄
幻冬舎
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暗黒ストーリー展開の妙。
金金金ば窶セい
これだけ真っ黒な暗黒小説も珍しい
スゴイ
劇画のような面白さ
ダークでダーク。裏社会系小説。
最近、小説ではこのような自分の知らない世界系やドキュメンタリ系の本を手に取ってしまう。上記の酒井さんの本とか、下記の歴史モノだとか。
他、似た系列では以下。
» 金王~池袋アンダーグラウンドの「光」と「闇 (読んだ本)
» 闇金ウシジマくん (読んだ本)
3位:浅田次郎
講談社
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近代中国をここまで面白く書けるとは。
浅田作品の最高峰!
こんなに夢中にさせてくれた作品は久し振りです。
後半が残念
時間を忘れます。
読み応えのある一冊。この人は文章がいい。そして、同時にたぐいまれなる人間味溢れたストーリーテラー。
お涙頂戴小説が有名だけど、歴史モノにも強し。
2位:1Q84
新潮社
売り上げランキング: 64
中身があるような、ないような・・・
BOOK1の感想
構造的
「書きっぱなし」に対して
面白い方だと思います!
これもまぁお約束。
詳細は以下。
» 1Q84(基本ネタバレなし) (いけいけどんどん)
1位:三国志
講談社
売り上げランキング: 2136
全8巻の読破もあっという間
入門者には不向き
三国志に神を見た
諸葛孔明
三国志には詩がある
正確には今年読んだのではなく、2008年の暮れ。読み終えるとしばらくは、三国志の比喩が抜けない。
諸葛孔明を知るならこの一冊。
そんな感じでした。
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