12シリーズ。第8弾。
今回は、これが「エンドルフィンを放出させる海外の美術館・博物館 12」
ということで、すなわち=今回は、
「美術に、そんなに詳しくもないの素人が
えらそうに寝言を語ってみせよう」のコーナーと化しています。
・2005年、原田の脳髄を刺激した小説12冊
・原田の股間を刺激した漫画12冊
・涙腺を亀甲縛りにする青春映画12本
・90年代後半の青春を彩った音楽12曲
・最強の現代青春小説 12冊
・青春の時間を奪い去ったRPGゲーム 12本
・12人の天才たちのエピソード 前編
・12人の天才たちのエピソード 後編
ちなみに調査母体は
海外の50前後の美術館・博物館。
圧倒的に美術館が多かったけど。
多くはないけど許して。
番外として
個人的趣味で、とてもよかったのは、下記。
野口英世記念館:アクラ:ガーナ
#ほんの一室。でもアフリカで見れるなんて。行くのに大変だったけど、
なぜか泣けた。おかあちゃんからの手紙が凄いんだってば。
森鴎外記念館:ベルリン:ドイツ
#春樹のドイツ語の冊子が謎に売っていた。
ちょっと解かりにくいところにあった。
ジョイス美術館:ダブリン:アイルランド
#ジョイス先生。ひとつの家で展示。客は少なかった。
ダブリンにはこのために行ったようなものだ。
ドストエフスキー記念館:サンクトペテルブルク:ロシア
#英語の解説があって助かった。
「賭博」関連の解説が多かったように思う。
Tシャツまで売られていたのは興ざめ。
ミュシャ美術館:プラハ:チェコ
#素晴らしすぎる。アールヌーボーの雄。
アルフォンス・ミュシャと永遠の名作たち、アール・ヌーヴォー、パリ、プラハ、ミュシャ美術館、モラヴィア、チェコ、mucha、alphonse mucha
ただでさえもプラハは、ダンスとか舞台で素敵なのだが、
ミュシャがあり、さらに号泣。ビデオまで流してくれていた。
マウスパッドやカップまで買ってしまった。
そしてプラハは
なんとカフカまで生んだ町である。なんて、ファンキー!
嗚呼、矢もたても貯まらぬじゃ。
思わずカフカTシャツまで買ってしまった。
あと、中東(アンマン)で出会ったプラハ人と、偶然、道端で再会。
■12位 ブリュッセル王立美術館:ブリュッセル:ベルギー
ベルギーには、ここに行くためだけに寄った。
案の定「しょんべん小僧」は、見るバリューゼロ。がっかりしすぎた。
※世界三大がっかりの1つが「しょんべん小僧」
ここでは、シュルレアリスムのマグリットが大量に存在。
ここはそれにとても強くて、デルヴォー、ヒエロニムス・ボスなどもあり、
狂喜。ちょっと個人的趣味入った。
■11位 アムステルダム美術館:アムステルダム:オランダ
天下のフェルメール。
数少なし天才。
その美術館。
てか、アムスはオシャレ。
さすが、かっとんでいる町。
ゴッホ美術館もあるし。展示も押さえ気味で美しい配置だった。
あとレンブラントの「夜警」は教科書で見ていたよりも
ずっと大きかった(この美術かんだったような気がするが、記憶が曖昧)。
■10位西洋美術館:ブダペスト:ハンガリー
広場の一角にそびえる美術館。
でかい吹き抜けが印象的。
エルグレコ、ルーベンス、ラファエルなどなど。
宗教画にも強し。
蛇足だけど現代美術館は
小さいけど、アバンギャルドでよかった。
映像駆使。
ちょうど、鳥がTVの中で延々と飛んでいる映像とテレビが
あって、それを、必死で見ている小さい女の子が印象的だった。
街中にあるのでアクセスも良い。
■9位 Neue Pinakothek(ノイエ・ピナコテーク):ミュンヘン:ドイツ
ゴッホ、ゴーギャン、ドラクロアなど(日記参照)
クリムトもいらっしゃいました。
確か、向かいにも巨大な対となる美術館があった記憶が。
現代美術館。
名前がこれまたイカス。ピナコテークですよ。
ベルリンのテクっている美術館も素敵だったけど、名前でこちらに一票。
なぜか、ポップアートに強かったベルリン。ウォーホールが大量にあった。
■8位 Uffizi Gallery:フィレンツェ:イタリア
ボッティチェリの「ヴェーナスの誕生」をどうしても見たかった。
観光客多し。プリマベーラも素晴らしい。
イタリアでは、バチカン博物館が評価されることが多いが
アートは、やはりこちらが強い。
ウフィッツィと読む。
■7位 サンパウロ美術館:サンパウロ:ブラジル
数は少ないが質は高い。
ラファエロ、レンブランド、ヴァンダイク、ルーベンス
モネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌ、ゴーギャン
ロートレック、マチス、エルグレコ、ピカソなどなどそうそうたる顔ぶれ。
ちなみに一番感動したのは
ヒエロニムス。シュルレアリスムのぶっちぎりさきがけ。
ちょうど、その話を、アルゼンチンで再会した方にお話したら
共感して頂いた覚えがあり、印象深い美術館でもある。
■6位 プラド:マドリッド:スペイン
マドリッドのMuseo Nacional Centro de Arte Reina Sofiaも良い。
ヨーロッパ三大美術館だそうだ。
スペインでも、画家は多く生まれている。
エルグレコ(ギリシア人でスペイン移住だったっけ?)とか
ベラスケスとか。
国立ソフィア王妃芸術センターも素敵だが
プラドは、なんせ「ゲルニカ」があった。
最近、日本にきてたよね?