マインドセット:「やればできる!」の研究, キャロル・S・ドゥエック、今西 康子
>死ぬ前に『自分は可能性の限りを尽くした』と言って死んでいきたい──母を亡くしたとき、そういう張りつめた思いに駆られた
>伝説的なバスケットボールコーチ、ジョン・ウドゥンは、 失敗を何かのせいにしないかぎり、その人は失敗者ではない と語る。つまり、 自分が間違いを犯したことを認めることができれば、そこから教訓を得てまだまだ成長していける ということなのだ。
>アメリカの女子プロテニス選手、ビリー・ジーン・キング(キング夫人) は、「人生を振り返ったときに何と言いたいか、それですべてが決まる」と
上記、全部、いい話や。
>著名な教育心理学者、ベンジャミン・ブルームは、ピアニスト、彫刻家、オリンピック水泳選手、世界的テニスプレーヤー、数学者、神経学者など、ずば抜けた実績を持つ120名についての調査を行なった。それによると、その大多数が幼少時には凡庸な子で、本格的な訓練を受けるようになるまで、きわだった才能は見られなかったという。思春期初期の段階でもまだ、将来の成功を予見するのは難しかった。さまざまな人びとに支えられながら、たゆみない努力と精進を重ねてはじめて、頂点にまで上りつめることができたのである。 ブルームはこう結んでいる。「米国および他の国々の学校教育について、 40 年間にわたる綿密な調査を行なった結果、まず第1にわかったのは、 学習できる環境があるかぎり、世界中のほとんどだれでも能力を伸ばすことが可能だ ということで
人間の成功は才能ではなく後天的な努力