よんだ。めちゃ面白かった。メモ
> 頭の中の舞台は限りあるリソースであり、無駄にしてはならない。
> 複数のアイデアを覚えておこうとすると、記憶力が低下し始める。
Liheflkacs系でもいわれるけど、頭の中はシンプルにしておくこと。平行仕事は空く
> 別の研究は、現代のオフィスワーカーは平均11分で集中が途切れてしまうことを明らかにした。いったん集中が途切れた後、元の作業に完全に戻るまでには25分もかかるという。
> ある研究によると、人が一つのことを集中して考える時間は、平均してわずか10秒であり、すぐに別のことに思考が移ってしまうという。
> 付き合いはじめたばかりの恋人たちは「我を忘れ」、その場の勢いでいろいろとあきれたことをしがちだ。ある研究によると、付き合い始めの恋人たちの脳は、コカインを摂取した人の脳と共通点が多いという。
> ポジティブ心理学の父と呼ばれるマーティン・セリグマンは、フロー状態を、快楽の幸福(美味しい食事や高級ワインから得られる喜び)よりも重要な、人としての幸福の3つの主な原動力の一つに位置づけている。彼によれば、フローは自分の「「強み」、つまり磨きをかけて身につけた振る舞いを生かすことにも関わるとみられる
> 残る6割のケースでは、インサイト体験が起きているという。インサイト体験の特徴は、答えに至るまでの論理的な流れがなく、答えが突然「わかる」ことだ。
> 幸福感が増すとインサイトが生じる可能性が高まり、不安が増せばその可能性が下がる。これは、かすかな信号を察知する能力と関係している。不安なときは、ベースとなる活性度が高く、全体的に電気活動が活発なため、かすかな信号を察知するのが難しくなる。ノイズが多すぎて、信号がよく聞こえなくなるから
> その後、各参加者は5分時間を与えられて、お互いにこのモデルを使って実際のビジネス課題の解決に取り組んだ。参加者が取り組んだ課題のうちの75パーセントが、わずか5分の会話で解決された。
> マインドフルネスの練習によって、うつ病の再発率が75パーセント低下することが明らかにされた
> たとえば、間近に迫ったストレスのたまるイベントが気になって物語回路が興奮状態にあるとき、深呼吸をして今この瞬間に集中することが、興奮を静めるのに効果的な理由を説明している。その瞬間、五感すべてが「活性化する」からだ
> 興奮を和らげるには、情動に関する長い対話ではなく、短い象徴的な言葉でラベリングを行う必要がある
> 人が一度に意識的に注意を払うことができる環境信号は約40種類だという。無意識の場合、この数は200万を超える。
> 回避もコントロールもできないストレスは破壊的な影響をもたらし得るが、同じストレスであっても回避可能だと感じることができれば、その影響は大幅に軽減される。
> 脳にわかるのは、脳内で把握したことだけである」。世界に関する解釈がすべて脳による解釈、結局は自分の解釈にすぎないと認識すれば、あらゆる瞬間にどの解釈を用いるかを選べるというのは理にかなっている。
>会的つながりの質と量を高めること(当然、一定の限度はあるが)で、何よりも周囲に敵が少なく味方が多いと感じる従業員が増えるため、生産性が向上する可能性が高い
繋がりが増えると、生産性があがる。これ、リモートワークの課題
>だが、不公平感が空腹よりも対処しにくいことを指摘する研究は増えている。
不公平は想定しているよりも大きな問題
>つまり、自分の時間やリソースを分け合ったりお金を寄付したりすると、公平感が高まるだけでなく、贈り物を受け取るよりもいい気分が味わえるのだ。
人をサポートすることの価値
>ステータスの高まりを感じると金銭よりも大きい報酬の感覚が得られ、ステータスの低下を感じると命が危険にさらされているように思える。
ステータスが人の与える影響ってかなりある
>解決策に注目するには、時折演出家を働かせて、問題に注意が向くのを拒み、脳を
>助言が非効率であるにもかかわらず、人が性急に解決策を助言するのは、相手が自力でアイデアを思いつくまで待つのは骨が折れるからだ。
>他者の問題解決を助けるときに最もよく使われる方法の一つが、何をすべきか、あるいは何をすべきで ないかを助言することだが、こうした助言にほとんど効果がないことをオールソンは明らかにした。
>細部に踏み込まずに、相手の内側にあるかすかなアイデアに意識を集中するよう促し、自らの思考について考える手助けをする。
>「集中が力を生み出す」とジェフは会うたびに繰り返し語る。
集中したりマインドをフォーカスすることの価値。