週末の繁華街。深夜0時ごろ。
信号待ちをしていると、隣の2人の話し声が耳に入る。
1人は30代後半の男性、スーツで身長は175センチから180センチ。女性もスーツで身長は160センチくらいの肩にかかるくらいまでの髪型。
何か色っぽい話をしているが、空気感をみるに女性が男性に恋心を持っており、男性は、いかんせんクール。
男性が
幸せになれるといいねえ
といったことを言う。
すると、女性は
幸せになれるよわたしとなら~♪
と内田有紀(広瀬香美)の歌を歌う
声がいかんせん高いが、笑顔が光っておる。
おお、懐かしいな、と思いながら、この頃の時代に記憶が飛ぶ。1996年発売だから、高校生の頃だ。青春だなぁ。
この歌を歌うということは女性も30歳前後か、と推測する。
そして、男性がその後に喋った言葉に思わず、顔を見てしまう。
でも、不倫してても、僕はむにゃむにゃ
信号が変わり、街が動き出してしまったので、不倫が何だったのか重要なポイントを聞き逃した。
しかし、幸せな歌を歌う女の子の笑顔にいきなり不倫の話をぶつけるか。ないし、不倫しているから幸せの歌なのか。
なんてことを考えながら信号を渡りました。みなに幸せが訪れんことを。