スタートアップ的人生(キャリア)戦略を読んだ。

Linkedinの元CEOのリード・ホフマンさんの本。20年前に一度、東京にいらした時に紹介いただいてご挨拶しましたが、温和で素敵な方でした

>ある分野の基本的なスキルと知識を身につけてしまうと、そこにもっと投資しても、キャリアが大きく変わることはほとんどない。経理の中級レベルの語彙や概念を知っていることで、少しは役立つかもしれない

教育で効果が高いのは、自分が知識がない分野か世界いちをとれる分野

>「いやいや。つまらない分野はよしたほうがいい。成長著しい分野に行くことだ。急成長するところにはチャンスがあふれているからね

キャリアは市場の選定が重要

>問題は、刺激的で豊かになりうる新しいキャリアパスを目指すとき、準備万端と思えるまで待ってしまうことだ。 準備ができたと感じるまで待ってはいけない。

柳井さんか孫さんも、7割くらいの勝率がみえたらチャレンジするといっていたような

>逆に、一流チームに1人でも周りに悪影響を与える人が混じっていたら、全体が腐ってしまいかねない。研究によれば、ビジネスの世界では、最も出来の悪いメンバーの水準にチーム全体が引っ張られるという

組織では、会わない人を採用してしまうリスクが大きいという話し

> 交渉術の研究によると、デキる交渉者と並みの交渉者の大きな違いは、相手と自分の共通の関心事項を時間をかけて探り、相手に質問を投げかけ、共通の土台をつくるということを実践するかどうかだという

MBAの授業でも交渉術はかなり面白かったけど、上記のようなことをいっていた。セールスとは異なる、と。

>「ビジネスの速度は信頼に比例する」と言われている。仲間がいると、その延長線上の信頼をあてにできる。

わかる気がする

>無料の出会い系サイトオーケーキューピッド(OkCupid) が、会員が気に入った相手に最初に送るメッセージ 50 万通以上を調べたところ、「あなたは……と書いていますね」「僕が見たところでは……」「……に興味があって……」といった表現が入っていると、返事をもらえる可能性が高かったという。これらは、相手のプロフィールをよく読んだことをほのめかすフレーズだった

それでもプロフィールを読まない人も多い

>長年の友人のベンが、あなたとお話ができないかと言っています。下記のメールをご覧ください。  ベンは信頼できる友人で、時間をつくる価値があると思います。よろしければ、ご連絡いただけませんか。お忙しければ、ご返信いただかなくても大丈夫です。よろしくお願いします。

「。お忙しければ、ご返信いただかなくても大丈夫です」、このフレーズ参考になるな

>面識のない人へのメールのコツはなんだろう? 起業家ラミット・セシによると、多忙な人が返信し、助けてくれるには3つの要素が大切だ。 1 内容がとても具体的で、その人だけに宛てて書かれている。 2 グーグル検索では見つからない示唆に富む内容が含まれており、それがメールの 90%を占めていること。送信者の経歴や才能・今後のキャリアといった余計な情報は極力排除する。 3 決して、最初から仕事やお金を要求しない

1は意識するけど、2は、なかなかできないかも

> 多忙な人が日々たくさんのメールと格闘している中で、ちょっとしたユーモアは好印象だ。研究によると、ユーモアは相手に「頭がいい人だ」という印象を

ユーモアの効用。たしかに仕事できる人はユーモア好きな人が多い印象

>連絡を絶やさずにいるために技術的に難しいことは何もない。  ときどき、何ヶ月も連絡がなかった相手から「ずぼらなもので……」とすまなそうに連絡をもらうことがある。まるで「手短にメッセージをさっと送れるのはもともとの能力だから、自分には苦手で」とでも言いたげだ。しかし本当のところは、知り合いとまめに連絡を取るには、そうしたいという思いと、ちょっとばかりの準備や先回りの気持ちがあれば十分

連絡を絶やさずにいるのは技術で解決できる

>あなたはおそらく相手の迷惑にはなっていない。誰かに連絡をとったり、ご機嫌伺いしたりすることに関して、「迷惑なのではないか」「押し付けがましいと思われるのではないか」という不安を持つ人が多い。 「一緒にコーヒーでもどう?」とメールを送ったのに返事がないから、1週間後に再送してみるが、またもなしのつぶて。さて、どうしたものか。3度目の挑戦をしたら、「ずうずうしい」と思われるだろうか? 場合によるが、たいていはとりこし苦労だろう。返事がなければ丁寧に連絡を入れ続けよう。色々なメッセージ、贈り物、手法を取り混ぜるとよい。

連絡は気にせずとればいいという話。

>クルーニーは友人から台本を見せられると、「これは自分にとって飛躍への転機になるかもしれない」と直観した。そして、番組のプロデューサーから声がかかるのを待たずに、自分から製作責任者に電話をかけて「主任医師役をなんとしてもやらせていただきたい」と告げた

ジョージクルーニーすごいね

>集まりは定例で開く必要すらない。以前の勤務先での同僚を 10 人ほど誘い、土曜日にブランチを一緒にとれば、いいことずくめだ。

ブランチの効用

>アマゾンのジェフ・ベゾスCEOは交際相手を探していたころ、デートをセッティングしてくれていた友人たちに「機転の利く女性がいい」と語ったという。  だが友人たちがその条件に合う女性を見つけられずにいると、今度は「もし僕が発展途上国で牢獄にブチ込まれたら、救い出す方法をひらめくような女性だ!」と具体的に説明した。こうしてめでたく相手が見つかった

奥さん、そんな素敵な方なのね

>みんな、セレンディピティにまつわる話となると夢中になるからだ。セレンディピティが導く成功を目の当たりにすると、自分もがんばれそうだと思うの

セレンディピティの話は盛り上がる

>人間は本質的にリスクを避けるようにできている。そのように進化してきたのだ。

>「母なる自然は、私たちの祖先を生き延びさせようとして脳を進化させた。そのせいで人間はしばしば3つの判断ミスをしてしまう。脅威を実際より大きく見て、チャンスは実際より小さく受けとめ、脅威にうまく対処してチャンスをつかむために自分ができることを過小評価するのだ

現代ではリスクは過大視しすぎる

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