約束に関する名言でこのようなものがある(うろ覚えで書いています)。
1.一度約束をしたら、その約束は何が何でも守らなければいけない。
2.そんな約束はしないこと
と、これはジョークですが、まぁ、生きていると色々約束をする場面が出てくる。そりゃビジネス面であればいくらでもあるし、プライベートでも。
たとえば
「温泉でも行こうなんて いつも話している 落ちついたら仲間で行こうなんて でも」
cf WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント~ H Jungle with t 歌詞情報 – goo 音楽
というような。
「今度飯いこうよ」「うん、落ち着いたらまたね」というような、処世術のような、あるいはリップサービスのような21世紀。ないし20世紀の翌世紀。持ち越し。
もちろん、それらは約束ではないのだけど、無期限の口約束は結局のところ、それが果たされぬ故に尊いのか、あるいは、恒久たる約束ゆえに尊いのかわからないけれど、まぁ、そのように私たちは日々を生きる。
そう。で、約束は、いつか果たされることもある。そんな口約束でも。期限を切っていないという裏書きのない手形のようなものでも。
この間、4年以上前にした、約束が実現された。
ちょっとしたウナギ屋さんだった。その4年前にどのような経緯で約束をしてもらったのか憶えていない。ただ、メッセで「この近所にこのようなおいしい鰻屋あるんだけど知ってる?今度、いこう」というような話が駆け抜けた4年以上前の冬。
そして、時は流れ、紆余曲折があり、そしてきっかり年をとり、回り回って、その約束が果たされた(後日談もあるのだけど、それはまた別の話)。
ただそれだけの話。
でも、このようにいつか偶然、叶う約束ならば、そういう約束もいいな、と思った。