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日記

ある日、22時頃、街に繰り出す。

おでんを食べたく、神泉のおでん屋へ。カウンター7席しかないこじんまりとしたお店。

»ひで – 神泉/おでん [食べログ]

店の雰囲気も、お姉さまたちも花街の雰囲気を色濃く残す風情。

おでんのオーダーって難しいね。どれがどれか知っておかないとオーダーできない。「これください」といってもいいけど、ちょっと代名詞すぎる。つみれください、といったら、これはなんとか団子だよ、と突っ込まれてしまった。それと白子を食べたく白子。美味

その後、ふらふらと恵比寿に移動し、バーイースモアへ。恵比寿神社の裏手のビル。Kintanの奥というか。

»バー イースモア (bar EAS MOR) – 恵比寿/バー [食べログ]

ここで、アルコールではなくフルーツを飲みたくなり、トマトを聞くがフレッシュなものはない。何があるかと聞いた所、ざくろがあるので、それにしてもらった。ビタミンを身体が欲しているのね、と身体に耳を済ませる。ざくろは濃厚で甘い。

隣の人が飲んでいたホットバタードラムが美味しそう。バターが輸入できない問題で、大変そうだ。

甘いものを飲みたく成り(身体が甘いものを欲していた)、エムでフランスのデザートワインを(詳細忘れた)。

»ワインバー エム (wine bar M) – 恵比寿/ワインバー [食べログ]

合コンが楽しそう。終電大丈夫かな?と勝手に余計な心配をしてしまった。

今度は小腹が空いてきたので、以下のあいびきへ。

»口コミ一覧 : あいびき[食べログ]

ソーセージを戴く。隣の席になった人と同じ業界ということがわかり、話に乱入。カウンターの楽しさってそういうところありますよね。

その後、その人たちとは駅で別れ、以下のデッコーロへ。

カウンター好きとして、以下の店のカウンターに以前から気になっていた(外から眺めて)。

»デッコーロ (decollo) – 恵比寿/イタリアン [食べログ]

思ったより思ったカウンターではなかった。

その後、帰りにローソンによると、前職で一緒だった人とお会いしてご挨拶。こちらが手で持っていたのは、低脂肪乳。見栄張って、全脂肪にすべきだったと反省(嘘)。

もう1杯飲みたい時間だったが、身体的に「もうかんべんしてくれ」といっているので諦めて帰る。帰宅26時。そして、寝る。

2

クリスマスが近づくと、実家の窓に白いスプレーでデコレーションをしていた。

玄関の大きな窓に、いわゆる星や木やトナカイを描いていた。出来合いの型に白いスプレーを吹きかけて、型を外すと、その型どおりに白く、星などが窓に映るというアレだ。

小学生の頃だったろうか、中学生の頃だったろうか。詳しくは覚えていないが、それくらいの頃だ。同時に白いツリーを出していた。頂上には星をかぶせて。

その窓にスプレーで絵を書くのは、僕の役割だった。もっとも、誰かにお願いされたわけではない。自分からし始めた。妹たちはしなかった。親もしなかった。ゆえに僕が続けた。

数年は続けたろうかと思う。まぁまぁ寒い冬に、玄関でするその作業は楽しくはあるが、それなりに億劫だった記憶がある。毎年、クリスマスが近くなると「あ、スプレーしなきゃ」と考えていた。

当時は、それが自分の役割であり、義務であり、ある種の戦場であった。それをきちんと毎年成し遂げることで、何かしらを達成した気分になったし、今の表現でいう自己顕示欲や承認欲求を満たしていたのだろうと思う。

いずれにせよ、そこでは自分がその役目を全うにこなしていたし、それなりの誇りも感じていた。

しかし、いつの頃からかそれはしなくなった。すっかり忘れた。今も、20年近くぶりに思い出した。

自分が戦っている戦場やミッションも、本当は別に大したものではないのかもねえ、なんという詮ないことをふと思った。

先日、友人と話をした。友人はハードワークだった。毎晩24時か25時まで働き、土日も働いた。彼女も30を超えた。

「こんなにもプライベートを犠牲にしながら仕事を続ける意味あるのかな」と彼女はつぶやいた。

それは疑問形の形をとっていても疑問形ではないし、僕が何かをそこに言うまでもなく、彼女は答えを自分で持っていた。

僕はいま、サンタの型抜きとその言葉をぼうっと思い返している。

1

何も起こらない物語が好きで。いわゆる日常というもの。人は死なないし、誰も大恋愛に落ちない。ただ、淡々と日常が過ぎていく。

とはいえ、かの作家が喝破したように、人にはそれぞれの戦場がある。ゆえに、外から見れば何も大したことはないけれど、その人にとっては、毎日がシェークスピアだ。すなわち悲劇であり、喜劇であり、いずれにせよ二度繰り返される。

ただ、そのような小説はほとんどない。短編では多くあるが長編ではほとんどない。恋愛ではあるが、恋愛を主軸にしたもの以外で、かつ面白いものはほとんどない。なぜなら日常はつまらないからだ。事件が起こらないと物語は進まない。事件を起こさずに物語をすすめるには、相当の筆力と世界観の構築が求められる。

覚えているのは以下は、大した事件も起こらなかった小説な気がする(うろ覚え)。

»失われた時を求めて〈1〉第一篇 スワン家の方へ〈1〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

»リレキショ (河出文庫)

»プレーンソング (中公文庫)

»MISSING (双葉文庫)

»ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)

»月曜の朝、ぼくたちは (幻冬舎文庫)

今日も風呂場で短編を読んでいただが、「そんなことは起こらない」というような事件が小説で起こる。そりゃ、小説にしたわけだから、日常で起こらない確率のことにフォーカスして描写している、というそういった整理はできる。しかし、私は、今、私とともに生きる日常の物語を読みたいのだ。

ということで、日常に関して、いくつか思い出せることを記す。

あるクリスマスの日。留学していた年のクリスマスだったか、その前後だったか。いずれにせよ10代のあるクリスマス。

大阪に住んでいた私は、天王寺という町で人を待っていた。午前から待っていたように思う。おそらく9時か10時かそこらだろう。最近では、午前から人と待ち合わせるなんて、遠出する時以外ないけれど、高校生にとって、朝からの待ち合わせはそうそう違和感のあるものではなかった。

天王寺は待ち合わせ場所にはいかんせん適した場所とはいえず。いまいち駅前であれ、ミオであれ、なんとなく「ぱっとした」待ち合わせ場所はない。ゆえに、モニュメント前で待ち合わせすることになる。その時は、確かクリスマスツリーの前で待ち合わせをしていた。

今でこそ、待ち合わせ時間は他の人が「どう人を待っているか」を観察する楽しみを覚えたけれど、当時はそんな大人の嗜みも知らないので、小説を持っていた。小説。今、思い返すと、どうやってその小説を持っていたんだろうと思う。昔からカバンを持っていない私は、多分、ズボンのポケットにでもその小説を入れていたのだろう。必然的に、文庫本だった。

ゆえに、すぐに読んでしまう本だと悲しい。天王寺まで電車で20分ほどかかる町に住んでいた私は、その電車で本を消化してしまうことを恐れていた。当時、1999年は、携帯で暇を潰せるようなサイトはなかった。1999年はimodeの誕生の年なのだから。ゆえに、活字中毒の私は、本がなくては電車に乗れないほどの少年だった。さしずめ活字なしの電車アレルギーとでも言おうか。

ゆえに、その時に持っていたのは、資本論の2巻だか3巻だ。かの岩波書店の。当時は何の疑問もなくその一冊を選んでいた。つまり「そんなに早く消化できず」そして、「分厚い」という2冊だ。なんなら読み返すに値する本だった。幾分、ハイデガーなどよりも実利主義的なチョイスで良かったのかもしれない。

いま思い返すと、クリスマスの待ち合わせに、資本論を真面目によむ高校生は、相当、ロックだな、と思うけれど、当時は、何も疑いを持っていなかった。

その時も相手は5分だか10分だか遅れてきた。当時はまだ「女性は遅刻するのがマナー」というしきたりを知らなかったので、それなりに時間が過ぎてからそわそわしながら待っていた。資本論もなかなか頭に入ってこない。

今でもかすかに覚えている。箱だか、機械だかから製造のロジックを組み立てる、という美しい造作を。細かい文章は忘れてしまったけれど、「資本論は、その思想よりも、このロジックで世の中に受け入れられたんじゃないか」とさえ感じるような美しさだったと思う。

いまでもクリスマスの季節になると、その資本論をふと思い出す。

シャツのボタンが取れた時にクリーニングの人に助けをもらうステップを忘れないようにする方法

  • シャツのボタンが取れた
  • 先日、同様の事件が起きた時に、「よしTwitterでヘルプを求めよう」と一度、ツイートしたものの、なんか阿呆っぽくてツイートを消した
  • 今まで同様なボタンが取れた時は、仲の良い人か、クリーニングのマダムに縫ってもらっていた
  • しかし今回は引っ越しして、クリーニング屋も頼れない。「よし、自分でなんとかしよう」と勇ましく、Amazonで500円くらいの裁縫セットを買って縫った
  • てえへんなでき。ひどい。なんかボタン浮いてるし、糸も出てる。なんか糸、閉じれてない
  • これはあかん、とおもっていた矢先に、再度、ボタンが取れた
  • 今回はクリーニング屋の人に再度、相談するしかない、と意気込む(最近、クリーニング屋のマダム(推定50歳)と仲がよく、よく便宜を図ってくれることが背景にある)
  • しかし、シャツを、「クリーニングバッグ」に入れるとボタンがとれているのを忘れて通常でクリーニングをお願いしてしまう恐れがあるので、クリーニングバッグに入れれない
  • さりとて、ハンガーにかけると忘れるし、見栄えも悪い
  • Todoリストに入れていても、クリーニング屋に出す瞬間はToDoリストみないので、思い出さない。こういう時にクリーニング屋のGPSデータがあれば、そこにいった時にそのToDoをリマインドしてもらえるようにするのに、と悔しがる
  • ここで悩むこと12時間
  • は!そうだ。シャツをリボン結びにすればよい!というソリューションを思いつく
  • そうすれば、クリーニング屋で出す時に「これはなんだ?」と思い、「は!ボタンとれてる」と思い出せる
  • 完成

ということで、同じ状況で悩む人のためにシェア

それぞれの戦場の72時間

以前にも以下で紹介したのだけれど、NHKの「ドキュメント72時間」という番組が面白くてしょうがない。

«NHKの72時間というテレビ番組が面白い | いけいけどんどん

いろいろなところの72時間を紹介するドキュメンタリーで、こないだ見たのは「山手線の72時間」。渋谷から時計回りで山手線を歩き、そこで会った人たちの夢を聞いていた。

「歌手になる」という旧来からの浪漫を語る人もいれば、「カラオケ同好会の部長が人生の生きがい」という91歳のおばあちゃんまでいる。

あるいは、「娘をあと2年大学を卒業させる」といって缶ビールで飲み会をするお父さんやキロ5円のダンボールを売って、毎日数百円の貯金をして、寺まいりをしたい、という方もいる。あるいは、「正社員になる」というものや「母親の髪の毛を切りたい」という美容師などのリアリスティックな夢もある。

そこには、自分の知らない人生と日常がある。「人にはそれぞれの戦場があるんだ」というアフターダーク(村上春樹氏)の一文が思い返された一話でした。

年末は人気の高かった番組を再放送するらしいので、是非ご覧ください。

カツオ漁船の話

今週末もためていた録画を見たのだが、涙腺をよく緩ませていた。

特に刺さったのが、「プロフェッショナル」の以下。

«明神学武(みょうじん まなぶ)(2014年11月10日放送)| これまでの放送 | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀

水揚げ日本一を記録するカツオ一本釣り漁船、『第83佐賀明神丸』を率いるリーダー、明神学武

さんの特集。

ポイントは以下

  • 父親も船頭で自分もそれを受け継いだ
  • しかし、父親は人をぐんぐん引っ張るタイプだが、自分はもっとおとなしいタイプで父親みたいにはできない
  • 引き継いだ数年は結果も出せなかった
  • しかし、ある時に吹っ切れて、自分なりのカツオの大群を見つける方法にフォーカスした
  • 結果はでた
  • 今は日本一

というもの。

すごいなー、と思ったのは、カツオの大群を見つけるにも数千万のソナーや機器を使って、しかし、その上での目視で分析をするという科学と匠の技が合わさった世界観。

そして、彼が船頭のやり方を悩んで、船人たちが離脱していく中の、奥さんの「私は味方だから、好きなようにやって」という言葉。ここでも近いことを触れたけど、「味方だから」という言葉って、すごく励みになるんだよなー。

何より、この彼なりの編み出したやり方が成功して、ほんとにカツオを見つけるというところは、なんというかその彼の壮絶な経緯を想像するだに、涙なくして見れない。

人と違うやり方をするって、相当の覚悟がないとできず、そして、その結果を出すためには、通常のやり方の数倍のやり方でやるしか答えはでない(方法論が確立されていないので)。そんな中、ちゃんと、このような成果まで辿り着いた。そんな彼の人生を勝手に想像して、涙腺をゆるませる日々。ポテトサラダを食べながら。

もう1本のザ・ノンフィクション – フジテレビの「そこに愛はあるのか」のバレーの話もよかったよ(体罰の是非は別として)。

アスリート的カフェ巡りな一日

ある週末。起きたら12時頃だった。そこから走って、一息つくと14時だか15時だか。

お昼ごはんを食べたいけれど、あまり周りのお店は空いていない。「そうだ、前からいきたかった店があった」と思い、広尾まで自転車で。その店は、週末は時間を問わず空いているようで。

すると、その日は結婚式の二次会で使われていて入れず。仕方なくその近くで開いていたそば屋にはいる。

「あ、広尾でいくつかいきたいカフェがあった」と思い出し、せっかくひるすぎに広尾にきたので、カフェのスタンプラリーをすることにする。

まずは見た目がかなりパリっぽく、気になっていた。ひらまつのお店。以下。

«café bar à vin Des Près (カフェ バー・ア・ヴァン デ・プレ 【旧店名】カフェ・デ・プレ) – 広尾/カフェ [食べログ]

コーヒーは美味しく、雰囲気も良い。なるほど、と思い、次のお店へ。

次は以下のスフレのお店。男性1人で入るには、結構、躊躇するものの「スフレが大好きで仕方ない人」を装って、入ってみる

«ル・スフレ – 広尾/フレンチ [食べログ]

結論、スフレはうまい。普段なかなか食べることはないけど、まともに食えば、なんというか、キーライムパイレベルの力はある。

今のところ、当方のスイーツランキングとしては脳内ヒエラルヒー的には以下のようになっている模様。

A:マカロン
B:キーライムパイ、スフレ、ナッツの何か(アーモンドタルトとか)
C:シュークリーム・エクレアなどの生クリーム系
D:その他

ランチがそばだったので小腹がすいていた。スフレでさらに食欲がでてきたので、次は以下のお店へ。

«ルエル・ドゥ・ドゥリエール 西麻布店 (RUELLE DE DERRIER) – 広尾/ケーキ [食べログ]

ミルクレープ発祥の地とのこと。

そして「持ち帰りますか?店内ですか?と聞かれ、1人でお店でミルクレープを食べるのもこっ恥ずかしいから、持って帰ろうかな、と思いつつ、持って帰ることの億劫さを考えると、羞恥心よりも意思が勝ち、お店でクレープを食べることに。ただ、スピード的には大会に出れるほどのスピードで食す。多分2分くらい。

その後、コーヒーを飲み過ぎたので、ロイヤルミルクティを飲みたくなり、天現寺カフェへ。

«天現寺カフェ – 広尾/カフェ [食べログ]

僕の中で天現寺という言葉は、バブルを象徴している単語で、逆に嫌いではない。甘糟りり子の小説でもでてきたような(うろ覚え)。林真理子さんだったかも。

ここは、そんな天現寺のカフェ。ライブドアの元広報、乙部さんがオープンに関わっているとかいないとか(未確認)。

とりあえず、ロイヤルミルクティは美味しかったです。

そして、そろそろ帰ろうと思い、広尾の商店街を抜けてかえると、いつもは混んでいるアンドザフリットが好いている。これはいかねば、と思い、自転車を止めて立ち寄り。

«アンドザフリット 広尾本店 (AND THE FRIET) – 広尾/カフェ・喫茶(その他) [食べログ]

ここは、
・ポテトの種類
・塩
・ソース
などを選べる、フライドポテトの最高峰のお店。元ベルギーだったっけ?いつも隣の隣の店まで行列ができていて、入るタイミングを逃していた。

少し並んでオーダ。味はポテトの本来の味を食べる系。ゆえにポテトだけだと味は薄い。ゆえにソースありきなのだろう、と感じる。

そして、帰ろうと思ったら、喉が乾いたので、ふらっと以下のお店で赤ワインを1杯。ちょうど18時30分までは席が空いているとのこと。

«アクア ヴィーノ 広尾 (ACQA VINO) – 恵比寿/イタリアン [食べログ]

そして帰宅。18時30分までには帰ったので、3時間で6軒のアスリート的なカフェ巡りは完了しました(そんなこんなでこの街に住み始めて2年で行った店は150軒をこえた)。

当方、店を知るのが好きなのだが、空き時間に詰め込んでしまうため、どうも空き時間でいっきに回ることになる。上記のようにカフェだとまだ良いのだが、バーの場合もある。

多い時は6軒くらい、一晩で回る。お酒が強いと良いのだが、非常に弱い。ゆえに途中で恥を忍んでノンアルコールなどを入れないとふらふらになる。1人で回ることも多々あり、そういう時は一人なので、どんどん飲んでしまう。当方のアルコール許容量が2杯なので、まさに己との戦いである。

先週のある平日はちょうど夜に外出の予定があり、それが終わったのが23時前後。普段より早くの家路なので「このまま帰るのはもったいない」と思い、またもバーのスタンプラリーを開始する。

以前から気になってた焼き鳥屋に向かう。

«あぶりどり バリ鳥 恵比寿 (バリチョウ) – 恵比寿/焼鳥 [食べログ]

夜が遅かったので、品切れが多かった。砂肝も、ささみもない。悲しんで、なんか食べる。そしてそうそうに次にいく。店としては、さくっと飲むには、コスパがよいし、雑多な感じの雰囲気もよくて悪くないのではないか。1人で飲むのにも違和感はあまりない。

ただ、ゆっくり食べるならば、同じ恵比寿の焼き鳥でも、別邸の方がよいな。

そして、こちらも以前から気になっていた夜木へ。渋谷橋の近くで、ゴッサムグリルとタイ料理のCociの間。

«夜木 – 恵比寿/ワインバー [食べログ]

奥が食事スペースでそこの雰囲気がよくわからなかったのが残念だけど、木のテーブルがよい感じ。

次にゴウスタンドへ。俺のフレンチがあったところの少し先かな。

«ゴウ スタンド (GOU STAND) – 恵比寿/ワインバー [食べログ]

以前、この店にいこうと歩いていたら、この付近で元彼女に目撃されたようでLINEで報告をもらったといういわくつきの店である。なお、その時は満席で入れなかった。

ここではカプレーゼをいただく。カプレーゼを、なんというかBARで夜中にいただくことの幸せ感は、人生におけるいろんな幸せのかなり上位にくるのではないか、と思いながらいただく。

個人的にBAR巡りはBARの店の雰囲気の楽しさもあるものの、面白いバーテンダーさん探しの旅でもあり、そういう意味では、今日の2軒はピンとこなかった。

さて、ここで3杯目に達し、当方の限界量を突破したので、千鳥足で店を出る。気分がよくなったので、そのまま幸せを貪ろうと思いマッサージに向かう(卑猥な奴じゃないよ)。その後、2時頃に帰ったら、仕事のメールが届いており、3時までメール。

今の物件は、「足が伸ばせる風呂」という風呂への一目惚れで、その物件に決めた。その愛するお風呂に入りながら、ジェフリーディーバの悪魔の涙を読みながら、毒気を抜いて就寝。

そんなお気楽な日々。

言葉の力

以下の記事を読んだ

«スタートアップに人を誘うということ – ベンチャー役員三界に家なし

僕は以前、大阪の取引先の還暦を超えた社長さんに「仕事がなかなか大変だ」と思わず酔っぱらってこぼした時に新地のクラブでこう声をかけられたことがあります。
「失敗もするやろ。そやけど思いっきりやったらええ。もうどうしようもなくなったらうちに来い。企画でも広報でもなんでもやらせたる。その代り給料は安いで!」

僕は、他のエントリを読んでもらったら分かる通り相当性格がねじ曲がってますが、その時のその社長の言葉は本当に嬉しかった。
そして、絶対に自分の会社でがんばろうと思ったのを思い出しました。

僕自身、自分なりにはとても大変な状況の時に、何度か「いざとなったら、うちに来い」と声をかけてくれた人たちがいて。

その言葉が自分をとても救ってくれた。言葉は人を救うのだ、と身をしみて感じた言葉だった。

その言葉によって、自分は今の環境でのたれ死んでも、なんとかなるという覚悟ができる。また、何より、人から必要とされる、ということが、とても人を支えるのだ、という事実。

リバー・フェニックスの言葉(うろ覚え)「人を救うのは家族や恋人、友人など身近な人たちのたった一言だったりするんだ」を思い出す。

Pay it forwardなタクシー

ある夜、タクシーに乗った。

西麻布の交差点からだ。そこから天現寺あたりに向かいたかった。

しかし、その日は金曜日ということもあり、またゴトウビということもあり、タクシーの空きが少なかった。

仕方ないので、西麻布の交差点から外苑西通りを広尾の方に歩いていた。歩きながら空車のタクシーを待つが、当然ながら、空きタクシーはこない。この道では空きタクシーがくる導線がないのだ。

しかたなく逆車線で止めて、Uターンしてもらう。

そして、聞いてみる。

こういう理由で、逆車線で止めてもらったんですけど、こういうのってタクシーの運転手さん的にはどうなんですか?

と。つまり、「Uターンがめんどくさい」という思いや「Bの方向が社屋のためBに向かう客を止めたかった」という場合に逆車線で止められると、あまり気持ちの良いものではないのではないかと。

そうすると、「いや、気にしなくていいですよ。皆さん、そうやって止められることも多いです」という。ないし、運転手さん自体が、逆車線の人を拾うことも多い。

話のついでにいろいろ聞いてみた。

駅やホテルのタクシー乗り場で待っているタクシーに乗るときに、初乗りだったら申し訳ないので、あれに乗れないのだが、どうしたら良いか?

という話も聞いてみた。

そうしたところ「その付近で止めてもらって問題ない。数年前までは、のりばじゃないとダメというルールはあったが最近はあまり気にされなくなった」という。

その後、景気などの話もしながら、天現寺の先の目的地につく。

降りるとき、830円をメーターはさしている。

「800円で良いですよ。30円は気持ち。お客さんはタクシーの運転手さんの事を配慮してくれてるから。嬉しかった」

とおっしゃってくれる。

たった30円だが、その30円は、その値段以上分の価値が詰まった30円で。そして、僕としても、その30円分の価値は、次にタクシーに乗るときに改めて返したいな、という思いになる。

何かこういう「Pay it forward(恩送り。人に良いことをしてもらった場合は別の人にその良い人を送ること)」は、結構、人を動かすモチベーションになっているのではないかな、と改めて感じた出来事でした まる

最近メモった語彙

Twerking

去年あたりからwebの検索ワードで急上昇している、クラブなどで女の子がやる腰を低くしてお尻を振るダンス。アメリカの歌手、マイリーサイラスがよくやっている)

«まるでマイリーサイラス!イマドキのロボット | Heaven(ヘブン)

承前

twitterでよく見かける。前のツイートの続き

«[N] 「承前(しょうぜん)」とは?

フィーカ

甘いものと一緒にコーヒーを飲む?

«フィーカ – Wikipedia

デコルテ

de-(・・・からはなれた)+collet(首)で、「襟ぐり(が深い)」という意味のフランス語。現在では首から胸元にかけてを指す言葉として一般的に使われています。

«デコルテ とは – コトバンク

シャビー

みすぼらしい

デッパツ

出発

おためごかし

表面は人のためにするように見せかけて、実は自分の利益を図ること。じょうずごかし。

«おためごかし【御為ごかし】の意味 – 国語辞書 – goo辞書

ノームコア

極端に普通

«「ダサい」のが今一番クール。NYの最新トレンド「ノームコア」。 | ソーシャルトレンドニュース

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